女性ドライバー応援企業
女性活躍社会、といっても、本当に世の女性たちは、バリバリと働いて活躍したいのだろうか?
男性であるボクだって、愛する人のために家事をせっせと行い、家族を優先した人生を送りたいと、こっそりと思っている。主婦だったり主夫だったりするほうが、家族のためには好ましいように思う。
それにいくら男女同権と言われ、育児休暇なんてものがあるとしても、家事や育児に対する比率は女性のほうが高い。女性活躍社会、たしかに、職場でも家庭でも、バリバリと動かなければ、女性への負担が大きくならなければ、そんな社会は訪れない。
きっとかなりの数の女性は「男性活躍社会」の再構築と、専業主婦としての自由を望んでいるはずだ。労働力、社会保障、という国家の問題を、働き方改革、女性活躍、年金受給年齢引き上げ、そういった耳ざわりの良い政策で解決しようとしている、というのが真実なのだ。
そのうちに「国家総動員令」なんてものが出て、「生めよ増やせよ」なんてスローガンのもと、老いも若きも、男も女も、国家危機のために働かなければならない時代が、来る。そんなに遠くない将来にだ。
「女性を無理に活躍させなくても、Uberで良いじゃん?」
なんて思ったりもする。
「事故リスクもあるよ。」
なんてことも。
豊鉄タクシーが女性ドライバー応援企業に認定されたそうだ。東三河地区で唯一の認定企業らしい。
自動車:「女性ドライバー応援企業」 認定制度の創設 – 国土交通省
タクシーは、地域の移動手段を提供する社会基盤産業の一つであり、利用者のニーズに応じて、ドア・ツー・ドアの輸送サービスを提供する重要な公共交通機関である。しかしながら、生産年齢人口が減少する中、タクシー事業においては労働力不足や男性に依存した就業構造が喫緊の課題となっている。
重要な公共交通機関、である割には、社会的地位が低い、ということはさておき、そうそう、慢性的な労働力不足で、ハローワークには、いつでもどこでもだれでも、オンデマンドに、求人がある。労働市場のUberなのだ。
一方、タクシードライバーは、働き手に合わせた柔軟な労働時間、ローテーションを構築することが可能で、労働環境を整備することで子育てとの両立が実現できる職業である。また、タクシーサービスは地域に密着したサービスであり、タクシー事業への新規就労・定着は、地域での雇用の増加、経済の活性化に資するものである。
労働時間、ローテーションは柔軟なのだけれど、それは高齢者とかぶる部分で、日中の9時~16時までの労働力過剰という現象が起きる。労働力過剰というよりも、これまで高齢者が担っていた部分を、活躍したい女性が奪うことになる。(そこまで活躍するとは国交省も想定してないのだろう)
確かに、主婦や主夫にはもってこいの職業だと思う。過去にもそういうことを書いたけれど。
なんて読み返していたら、2年前に同じようなこと考えていたんだなあ・・・。
若い女性とか、かわいい奥さん(かわいくない奥さんも)が多くなれば、この業界も活性化するのだろうし、きめ細かいサービスが可能になると期待はするのだけれど、やっぱりそうなると、歩合制なんて賃金体制だけではなくて、時給制や固定給制なんて、賃金面も柔軟に再構築することが喫緊の課題なのだろうと思っている。
気軽に、例えばファミレスのウエイトレスとか、お菓子屋の店員みたいに、気軽に応募できる業界じゃないよねえ。おじさん好きにはたまらない職場だろうけれど・・・。
とにかく、まあ、女性ドライバー応援企業に認定された豊鉄タクシーさんには、ちょっと期待しているってことで、勘弁してくれ。
2017年1月15日 雪の朝
のなさん、どうも。
そうですね、世の中まだまだ男社会ですから、女性が活躍できる土台がない。だから、電通のような悲劇も起きるのだろうと。
どうしても女性負担社会になるに決まっている。そういった生理なんて問題や、出産、育児、家事。一方では働け、一方では子育て、女性受難の世紀なのかもしれませんね。
誤字、乱文、失礼致しました。お体、くれぐれも気を付けて下さいませ…。
こんばんは!私も、バリバリは働きたくありませんね…。最近は、求人誌も「主婦(夫)」という表現をしてるくらいだし・・・。それよりも、男性の長時間労働をどうにかした方が良いとおもいますね。電通の女性の様な悲劇を、二度とおこしてはいけないと思います。個人的には、女性は生理がありますしね。一時、女性の中にも、「仕事も家庭も」といった時期もありますが、私個人は、そんなに、無理はできないですね。母を見て、仕事から帰って、料理もしてとやっていましたが、鬱病になってしまいましたしね。今思えば、それで、やっと休めたともいえますね…。所詮、世の中、男社会ですよね…。子供を産んでない女性が言うと、又、物議をかもしだすかもしれませんが…。「子供うまなきゃ!」と一時は思いましたが、あきらめました。全部は手にいれられませんね…。男性の中には、家事は女の仕事、ちお思っていらっしゃる方は、いまだに多いですね…。