歴史を繋ぐお伝馬街道、色恋の伝説が息づく「国坂峠」への道行 2026年6月16日 蒲郡の旅 愛知県蒲郡の地名は、明治時代に蒲形村と西之郡(にしのこおり)村が合併したことで誕生しました。古くは『蒲郡史談』に「宝飯郡の西の方だというわけで西の郡と呼ばれておりました」とあるように、一帯を指す広域[…] 続きを読む
歴史の闇に消えた名刹、鵜殿氏の篤き信仰を伝える「極楽廃寺」 2026年6月15日 蒲郡の旅 蒲郡の歴史を紐解くとき、中世から戦国期にかけてこの地を治めた鵜殿氏(うどのし)の存在を外すことはできません。その鵜殿氏が残した信仰の足跡でありながら、今は幻となった寺院があります。『蒲郡史談』によると[…] 続きを読む
観光蒲郡の夜明け、滝信四郎の美学が宿る「竹島館」の誕生 2026年6月14日 蒲郡の旅 昭和36年(1961年)の航空写真を覗くと、現在の蒲郡クラシックホテル・バンケットホール西側の駐車場あたりには、かつて数棟の建物が身を寄せ合うように建っていました。道路を挟んでプールを併設したL字型に[…] 続きを読む
碧海を見下ろす城山の記憶、近代を拓いた「蒲郡ホテル」の栄華 2026年6月14日 蒲郡の旅 三河湾を望む海岸線に、ぽつりと浮かぶ小高い丘。古くから「城山(しろやま)」の名で親しまれるこの地には、現在、街のシンボルである蒲郡クラシックホテルが美しく佇んでいます。昭和9年(1934年)に産声を上[…] 続きを読む
歴史の糸が紡ぐ絆、委空寺と竹島の秘められた物語 2026年6月13日 蒲郡の旅 かつて蒲郡の象徴である竹島と、深い繋がりを持っていた寺院が神明町にあります。それが、かつて竹島神宮寺の末寺として開かれた委空寺(いくうじ)です。昭和35年発行の『蒲郡風土記』のページをめくると、竹島の[…] 続きを読む
竹生島と千歳祭神:響き合う二つの島と歌聖の御魂 2026年6月13日 蒲郡の旅 三河湾に浮かぶ竹島が、なぜこれほどまでに神秘的で、人々の心を惹きつけるのか。その理由は、遥か遠い近江の竹生島(ちくぶしま)との精神的な繋がりと、この地を愛した歌聖・藤原俊成公の存在にあります。昭和の時[…] 続きを読む
神の島に息づく碧き伝承―「竹島弁財天」と宝厳寺竹の縁起 2026年6月13日 蒲郡の旅 三河湾に浮かぶ竹島。その中央に鎮座する八百富神社は、古くから「竹島弁財天」として人々の信仰を集めてきました。島全体が国の天然記念物に指定されているこの聖地には、遥か遠く近江の国(滋賀県)と結ばれた、神[…] 続きを読む
文豪が愛した常磐館と、変わりゆく蒲郡の海が紡ぐ記憶 2026年6月12日 蒲郡の旅 竹島水族館やラグーナテンボス、春の潮干狩りに形原温泉のあじさい祭り、さらには幻想的な夜光虫の輝きまで――。蒲郡の観光は、昭和、平成、そして令和へと、時代の移り変わりとともにその主役を変えてきました。 […] 続きを読む
竹島弁天に伝わる幻の「神酒石」と金明竹の数奇な物語 2026年6月12日 蒲郡の旅 「蒲郡は竹島によって象徴化されている」「従って蒲郡を語るものは竹島を言わねばならぬ」――。そんな印象的な一文で始まる『蒲郡風土記』の「竹島弁天の神酒石」の章には、かつて竹島が「二竹山(にちくざん)」と[…] 続きを読む
奉納弁財天社の手水鉢:竹島に佇む島最古の記念物 2026年6月12日 蒲郡の旅 蒲郡の象徴として名高い竹島の弁天様。この神域が「八百富神」という神号を賜ったのは、江戸時代の享保20年(1735年)のことです。その後、明治維新期の廃仏毀釈・神仏分離政策によって「市杵島姫命(いちきし[…] 続きを読む