漂泊の記

四国遍路の記録 四国遍路

四国遍路の記録

 遍路の日程一覧です。その日の行程、札所、費用、ブログ記事と歩いた軌跡のGooglemapへのリンクを一覧にしました。 Googlemapにはボクが歩いた同じルートを再現しようと試みましたが、地図に載っていない遍路道があったり、入力制限があったりで、再現すること…
四国遍路 歩いて野宿した1200キロ 四国遍路 迷故三界城

四国遍路 歩いて野宿した1200キロ

四国八十八か所を歩いて、そして野宿し巡礼した記録です。 このページが目次になります。各ページの「目次」、または「ホーム」、「メニュー」から戻ることが出来ます。  上の地図は宿泊した場所を示しています。説明には「その日のブログの最終記事(札所、ルート、費用など詳細を記し…
避難指示の発令、避難しましたか? 豊橋漂流

避難指示の発令、避難しましたか?

柳生川と梅田川が氾濫危険水位を超えたので豊橋市は、柳生橋流域の前田南町1丁目、2丁目、東松山町、南松山町、堂浦町、鍵田町、東小池町、柳生町、西小池町の9地区と、梅田川流域の浜道町新百々池地区に避難指示を発令しました。 柳生川においては5時30分の水位上昇注意から避難準備…
台風18号 豊橋漂流

台風18号

22時、国道259号線は台風の前だからなのか、日曜日の夜だからなのか、いつもよりは走っている車が少ない、そう感じる。気圧が低くなっているせいか、寝不足なのか、少し頭痛がする。 息苦しくなったので散歩にでかけた。雨は降っているのだけれど、小康状態、嵐の前の静けさ、車も少な…
陸を敷いてはねむれない 豊橋漂流

陸を敷いてはねむれない

「陸を敷いてはねむれない」というのは、山之口獏さんの詩「生活の柄」の一行である。布団ではなくて「陸(おか)」を敷いて、その上では眠れないというだ。少し前のエントリーに引いた「座蒲団」でも どうぞおしきなさいとすすめられて 楽に坐ったさびしさよ というところがあって、変わ…
夏休み 豊橋漂流

夏休み

蝉の声切なくて夕立は哀しくて夏休み 朝顔は脆くて青空は儚くて夏休み かき氷冷たくて向日葵は悩ましく夏休み ボクたちは悲しくて恋しくて 相変わらず時は押し黙ったまま過去を弔う 盆踊り寂しくて太鼓の音虚しくて夏休み 故郷は遠すぎて想い出は苦しくて夏休み 子供の声華やかでこの…
ゲリラ豪雨に花火大会 豊橋漂流

ゲリラ豪雨に花火大会

花火の音が聞こえる。豊川の方向が明るく光っている。 安アパートの住人たちはどうやら部屋にいるようで、それはボクとて同じで、それはお盆や正月でも同じで、少しだけセケンとやらに背中を向けていて、少しだけセケンとやらと縁遠くなっていて、「楽」とか「幸せ」なんてものを拒絶してい…
ナツガキタ 豊橋漂流

ナツガキタ

キミとボクがウラブレた部屋でイチャイチャと愛を確かめ合っていた午後にも窓の外にはキチンと夏が来ていた。夕立の生臭いニオイとともに夏が来ていた。そのニオイはムザンにもその夕立によって叩き落された花びらの死臭で行き場を失くしてドス黒いアスファルトに今度はその居場所を定めてい…
豊橋漂流(5) 豊橋漂流

豊橋漂流(5)

傘の想い出がない。 子供の頃、どんな傘を持っていたのか想い出せないでいる。きっと青色とか黄色とかだったのだろうけれど、思い出せないでいる。 雨の日の写真もない。雨の日の想い出はどれも同じできまって部屋の中でひとりで遊んでいるボク。 熟れた紫陽花は雨に落とされまいとしがみ…
豊橋漂流(4) 豊橋漂流

豊橋漂流(4)

わかれうた…… 道に倒れて名前を呼び続ける誰かがいる中島みゆきさんは幸せかもしれない。 飲んでも飲んでも酒に酔えないのは、酒が強いわけではなくて、この街でいつもなにかに警戒しながら生きているせいだろうと思う。どこかでブレーキをかけてしまう。安全装置が作動する。ひとりで歩…