緊急事態宣言 愛知県 どうなる?
まもなく緊急事態宣言が発令される。多くの人にとって初めてのことだろう。ボクも記憶にない。「どうなる?」朝の挨拶がそれで始まった4月10日・・・。
その不安の中にあって、ボクたちはいつものように出勤し、働いている。少しだけ身体が小刻みに震える。もちろん、怖い、という気持ちも少しあるからだろう、花冷えのせいだけではない。
緊急事態宣言下で行うこと
1.県内ですべての不要不急の外出・移動を自粛
2.密閉、密集、密接という「三つの密」を徹底的に避ける
3.医療体制と検査体制を確保。医療関係者などへの風評被害を禁止
4.県民、事業者へのきめ細かな支援
5.製造業をはじめ中小企業、農林水産業、建設業、観光業、宿泊業、飲食業などに独自の経済対策
6.県民、市町村、各種団体、企業と緊密に連携
というのが、愛知県の緊急宣言の柱ということだ。
とにかく、東京など7都府県に出されたものよりは、企業、県民に寄り添っているように感じるのは「県民、事業者へのきめ細かな支援」という項目があるからだろうか。しかし、どういった支援になるかは分からない。すでに生活に困窮している人もいるので、一刻も早い対応をしてもらいたいと思う。
いずれにしても、ボクたちの生活はいったいどうなるんだろうか?タクシー業界は売上前年同期50%、減少中だ。そろそろ飢える人も出てくるに違いない。そして、そろそろ首をくるる人も出てくるに違いない。
とにかく、今夜からさらに状況は悪化する。人生初の緊急事態宣言だ。外出と移動が自粛され、さらに街に人がいなくなる。人の外出と移動で商売をしているのがタクシーだ。
ボクたちこそ非常事態だ
それでもボクたちは、その非常事態宣言を受け入れる。不要不急の外出移動の自粛こそが、三密を避けることこそが、国家国民の命を救うことだからだ。それが社会的に正しい行動だ。これまでも、公共交通の一員として、交通弱者や移動困窮者を救ってきたつもりだ。国家国民のために命をかけているという自負もある。だから、こういう時期に至っても乗務を続ける。仕事も外出と移動そのものなのだ。
きっと、そんなボクたちの行為は報われるに決まっている。
国家国民のために戦った人たちが見捨てられるわけがない。
そして、休業になったとしても、感染予防と拡散防止というコロナウイルスとの戦いのために、国家国民のために休業したのだから、国家が、企業が、ボクたち戦士、いや労働者を、救ってくれるはずだ。当たり前のことだ。
これで休業補償もなければ、なにがあっても国には協力しない。県には協力しない。企業にも協力しない。愛国心も愛社精神もキッパリ捨てて、泥棒として生きていく。
そうなることこそ非常事態なのだと思うのだけれど。
愛知独自の緊急事態宣言(2020年4月10日付中日新聞)
コロナマスク?さん、どうも。
我慢できない人も多いですもんね。今はどうかしらないですけれど、ボクがいた頃なんか、期間従業員に借金していた社員様もいて・・・。
これまた今は知らないですが、あの頃は、あの作業環境の中、単純作業を繰り返していると、危機感どころか、感覚が麻痺してしまいそうでしたが・・・。していたんですが。
非常事態なんだから某自動車会社は稼働停止して、社員に自宅待機を要請して人との接触を少なくするべきなのだが、きっと自宅待機などせずにパチンカスになるので稼働し出勤させた方が世の中のためなのかも?
世間では生きるか死ぬかの人もいる中、勤務時間中に喫煙所で複数人と「談笑」している輩も多いので感染してみないと危機感を自分事として捉えられていないのでしょうね!