廃業と倒産、緊急事態宣言どうなる業界
タクシー会社の廃業と倒産…。売上半減、なんて言っていたら、「売上1/3、戦後最悪の事態」なんてベテランドライバーが言う。
- 豊橋市内のタクシーだけで考えると
- 個人タクシー
- 東海交通
- キングタクシー
- ヨシダ交通
- 豊鉄タクシー
の順番で廃業、倒産する。
エビデンスは、タクシー事業にどれだけ依存しているか、それと関連企業の体力とタクシー事業に対する考え方。金儲けだけで事業をしているところ(そういうところなないと思うが)事業理念のない法人タクシーは、儲からなければさっさと撤退する。
個人タクシーの倒産(廃業)はあるのか
個人タクシーは、売上=収入なので、0になる可能性もある。国や豊橋市の助成・補助金、私的資金をどう利用するかがカギになる。個人営業主に100万円支給という政策案が出ているが、そういうことを含めて、リテラシーが生死を分ける、のだけれど、個人タクシー協会や愛知県タクシー協会が、情報を与えてくれるはず。どう理解し利用するか、能力の問題か。
廃業、なんて人も出てくる。そういった廃業する個人タクシーの権利が出回るようになる。買うべきか?コロナショック後の業界を思うと疑問だが、値段次第では(たたき売ってくるのならば)買い。そうしてこの時期だからこそ、個人タクシーに転換する、という人もいていいと思うのだが・・・。そんなチャレンジャーはいないか。そんな人は豊橋にはいないか。
倒産予想 大手が危ない
東三河の大手、東海交通が2番目に危ない。今回の戦後最悪の事態は、保有台数に比例して損失が大きくなる。日が経てば経つほど、走れば走るほど赤字になるからだ。もうひとつは、、東海交通の事業の90%がタクシーに依存しているからだ。愛知県タクシー協会の会長である青木社長の意地とメンツがあるにしても、長引けば徐々に弱ってゆく。その意地とメンツが邪魔をして、気づけば給料が払えなかった、ビルも土地も債権回収で持っていかれた、なんて見苦しい最後になりそうな予感。
キングタクシー、ヨシダ交通は、似たような保有台数、似たような生い立ちなのだが、ヨシダ交通の母体が三河土建株式会社、社長は元内閣府副大臣、元衆議院議員だ。メンツも意地も、さらに政治家のコネもある。知恵もある。経営者としては、どこよりも最強だ。そしてどこよりも怖い。どんな手を使ってでも(反社会的勢力とまではいわないが)事業を継続しそうな予感。キングもそれに近いかもしれないが・・・。
最後に残る者
最後に残るのは、豊鉄タクシー。豊橋鉄道、名古屋鉄道の子会社だ。体力はどこよりもある、はずだ。それに、タクシー事業だけではなくて、コミュニティバスを東三河5市町村で展開している。企業一流、人材二流の名古屋鉄道がなんとかしてくれる、はずだ。ただ、その余裕と雇われ社長の判断次第では、あっという間に急ブレーキがかかる。身体が大きい分、血の巡りが悪い・・・。
ざっと、こんな風になるはずだ。
そしてこの順番に従業員も苦しくなるはず。固定客の少ない順に仕事がなくなる、売上も減少する。崖っぷちに立つことになる。給料が払えなった時に、整理解雇が始まる。そうなる前に、これまた個人タクシーと同じで、いつ身売りするかが、高値で身売りできるかが、最後の課題になる。もちろん従業員付きでだ。いなりタクシー廃業の時のように「や〜めた」なんてことにはならないだろうが・・・。
愛知県は緊急事態宣言の指定から外れたようだが、いつ発令されるか分からない。いや、大都市で発令されたから、コロナ疎開が増加し感染者も増えれば発令される。いずれにしても、危険は日々増している。今はうつらないことだ。
がんばれみんな。がんばれオレ。
豊橋のタクシー会社が苦境 コロナ禍で運転手削減:中日新聞Web
2020年4月豊橋市向山公園の桜
王者さん、どうも。
キングヨシダ・・・
ヨシダキング・・・
どっちでも。てか、キングヨシダ豊鉄タクシーでどうでしょう?
業界再編。
ヨシダとキングが合併
キングヨシダというのはどうでしょう(笑)