感染拡大と新学期 #愛知県の小中高等学校の休校延長を
新型コロナウイルスの感染拡大が問題化しているなか、新学期がはじまった。
「行かせたくない」のに、行かせた。あるいは反対に、行かせなかった。どちらの親の、そして子どもたちの、苦しみぐらいは、大村知事だけではなくて、佐原豊橋市長にも理解してもらいたいなあ、なんて思っている。
(このブログをアップした頃(10時過ぎ)大村知事が臨時記者会見をして「7日から19日まで休校にする」とアナウンスした。今日の入学式の中止は困難だったと思う。もっと早く休校を発表すべきだったと思う。
感染拡大と新学期
学校で感染者が出たら、きっと感染ルートなんて犯人探しが始まる。そして感染した子どもはいじめられる。その親も、例えばタクシー運転手だったら、勤務先は閉鎖させられる。
もし仮に、休校中に映画館に行っていた、なんてことになると、「自粛制限が出てただろ」なんて糾弾される。マスクをしていなかったなんて噂が出れば「この非国民が」なんて言われそう。
インフルエンザでそんなことになるか?うつって治る、のとは違う。
不安な親がいる限り、不安な子どもがいる限り、登校を強いるようなことは止めたほうが良い。児童生徒の学力低下を慮るならば、これまでの休校中になんらかの手を考えていたはずだ。ケーブルテレビやインターネットを使った自宅学習や、宿題セット、NHK教育テレビやラジオを使った通信教育・・・。高校も大学も通信教育で卒業できる。それほど教育資源の豊かな国ではないのか?それが豊かさというものではないのか?
国難を乗り越えて
きっと、教育委員会も学校も、佐原市長も大村知事も、休校だけしか考えてなかった。そして、次の一手を何も考えていなかった証拠。
学校が始まれば、全てが解決すると思っていた証拠。長期化するなんて考えてもいなかった証拠。公務員の給料はとりあえず大丈夫だろなんて考えていた証拠。
(ああ、こうして公務員に対する攻撃が始まって、国民分裂が始まる。)
きっと、コロナ自殺なんてものが起きたとしても、「うつって治る」なんて呑気なことを言っているんだろうと思うと、やっぱ愛知県ダメだわ、なんて思う。だって交通事故死全国ワースト16年連続1位、という人の死に対して鈍感な土地柄なんだろうし。しかたないと、それにそんな鈍感な人たちを、テレビに出ていただけで選んだオレたちもバカだと、諦めるしかないのか。
今は、みんなが一致団結して、この国難を乗り越えなければならないときに、分裂させるようなことをする。愚かなリーダー。そうして愚かなオレたち。
豊橋市内の小中高等学校、休校しないようだね。
子供に感染者が出たら、きっといじめられるぞ。コロナ学校って言われるぞ。親も出勤停止になって迷惑がられるぞ。サービス業なら店舗閉鎖で、責任感じるぞ。
コロナ自殺、ありそうだなあ。
— 田原笠山 (@taha_ra) April 5, 2020
#愛知県の小中高等学校の休校延長を