梅雨の晴れ間に

風景は・・・
10年やそこいらでは、変わらないし、変わってもくれない・・・。

それは良いことなんだろうか?
あるいはそんなことは考えることでもないのだろうか?

慢性的な寝不足は相変わらずで、パッカー車の圧縮音を合図に泥の中から這いあがる直前は決まってあの頃のことが思い出されてそれがさらに身体の均衡感覚を絶望的にさせる。廃屋に這う蔦の緑のような天井。

ボクたちの留め金をはずして目前に迫った別離こそがその夢の正体だとしてもその圧倒的な哀しさの前では無力。

問題はコトバ。課題もコトバ。出逢いもコトバ。別れさへも・・・。

「あ、また青臭いこと言っちゃたね」

ココロはコトバでしか抱擁できない。

「あ、また分かったようなこと言って」

大人しそうな人たちが待合室に並んでいる。

「大丈夫ですよ」

なにも変わってはいないし、なにも変わりはしないんだから・・・。

それほど人は無力なんだし。

ただ少しだけ寝不足なだけで。そして夢見が悪いだけで。それよりなにより世間とやらに適応できないだけでその世間とやらも待合室の広さしかなくそこでもなお廃屋の緑が広がっているほどの空間なのだから。

ボクたちはただ少しだけキチンと眠ることができたらボクたちの目の前にいる大人しそうな人たちに戻って無力さをムシャムシャ食べつくしてなお欠伸をしているような手順で生きていけるのだし・・・。

「あ、また酔っぱらってるね」

梅雨の晴れ間に思ったこと……。

山のれすとらん さかた 振草川の鮎 梅雨の晴れ間に
振草川の鮎を食べた。15センチほどが美味しいらしい。

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