uber、didi対決

uber、didi、そして japantaxi、アプリ対決なのだ。

配車サービスは事業の副産物として、「誰がいつどこに行ったか」という個人情報にひも付けられた行動データを得ることになる。川鍋氏は「国家安全保障上、ローカルな移動のデータはローカル企業が所有権を持ってきちっと管理していかないと危ない」と考えており、そのため今後の資金調達では「日本と運命を共にしてくれるような企業」からの出資を求めているという

uber vs JapanTaxi

2017年11月15日. Bloombergに掲載された、川鍋ハイタク協会会長のコメントだ。
「ウーバー嫌い」のタクシー王子、業界に変革迫る – Bloomberg

このコメントは、海外企業を排除しナショナリズムを煽るような強弁で、自社が開発するタクシー配車アプリ「JapanTaxi」の独占を正当化したようにボクには感じた。としても、ライドシェア迎撃には効果的だった。そして、このようなことを言えるのは、あの頃も今も川鍋会長だけだ。

全国ハイヤー・タクシー連合会 川鍋会長 Uber vs DiDi
ごあいさつ | 御挨拶 – 全タク連

国家安全保障上の個人情報

国家安全保障上重要な「個人情報にひも付られた行動データー」は、なにもUberだけが抜き取っているわけではない。例えば、製品に不正なプログラムが組み込まれているという安全保障上の懸念を理由に、アメリカがファーウェイ(HUAWEI)製品の排除を行い、ファーウェイ副会長の逮捕事件まで起きている。

素朴な疑問なんですが…。UberはダメでDiDiは良いのは、日本への侵略、いや、入り方の問題なんですか?私、どちらかというと滴滴のほうが危険だと思っているんですが?それとも媚中とか親中とかいう人たちが推しているんですかね?「国家安全保障上」というなら、コロナより危険かも?

田原笠山 (@taha_ra) January 22, 2021

「国家安全保障上、ローカルな移動のデータはローカル企業が所有権を持ってきちっと管理していかないと危ない」のならば、didiの配車アプリがこの国のタクシー配車を支配するとどうなるのか。それぐらいは誰が考えても解かるはずだ。

というよりも、中国の滴滴よりアメリカのuberのほうが安全だ。そうボクなら考える。もうすでに、かなりの数のdidi(滴滴)配車があり、その数と同じ「ローカルな移動のデータ」の所有権が曖昧になっているはずだ。

国家安全保障上問題があるのなら、didiアプリは使わないほうが良い。いや、マイナカードだって危ない。ということになるのではないのか?もうすでに国民のデータはGAFAによって管理されている。uberやdidiどころではない、巨大なデータをだ。

uber vs didi

そんなことはないだろうが、そんなことがあるのだ。

uberがダメで、didiは簡単にこの国のタクシー業界に入りこめたのはなぜなんだろう?その疑問が、昨日のツイートなのだ。それとも安全性が担保されているんだろうか?

もうね、ライドシェアなしでは地方の公共交通なんてのは考えられない時代なんだ。危険を排斥できるシステムやアプリの開発を国家事業として取り組む時なんだ。そうなると、uberやdidiとリンクした純国産の配車アプリ・ライドシェアアプリを開発すること、そのほうが安全だと思うんだけれど。となると、やはりトヨタ?いえ、どっちにしろ日本交通ということになるのか?JPN TaxiにJapan Taxi、そして大日本帝国ということなんだろうなあ。

トヨタとuberトヨタとuberの話。 きっと2020年、東京オリンピックの開催される年には、uberやliftyをボクたちは利用しているに違いない。利用している、というか、ボクたちタクシー運転手の何割かが…
続きを読む
 kixxto.com
トヨタとuber

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA