配車アプリが普及しない理由
地方で配車アプリが普及しない理由は、その配車ルールが複雑だからです。例えば、利用者のお迎え場所に近いタクシー車両があっても、待機車両が優先になります。
これは、車庫待ち等の自動車運転者という営業形態の特性とも言えます。「車庫待ち」、つまり、待つこと(待機)が前提になります。そのため、待機車両が優先され、待機順に配車されます。そして、待機車両優先という原則があるため、例えば、直近のタクシー車両よりも、車庫や駅などの待機場所の車両に配車される、ということです。
エリア配車
この待機車両優先ルールの進化したものが、エリア配車になります。待機車両優先という非生産性を低減させるためには有効です。つまり、上記の待機順に配車するルールの弊害である直近の車両を廃車できないことが回避されます。
また、エリアを細分化し、そのエリア毎に待機場所を設けることにより、配車の秩序と公正公平さを担保するようになります。
要するに、公正公平な配車をするために、配車ルールが複雑になったのです。その根底にあるものは、出来高制歩合給という賃金制度です。その配車(出来高)を誰が獲得するかをルール化した、ということです。
また、キャンセル時の優先順位の変更などもあります。さらに、経験や労働時間により「配車できない人」もいます。
出来高制歩合給
また、出来高制歩合給という賃金制度も配車の合理性を阻害している原因でもあります。この賃金制度でなかったら、常に利用者の利便性を考え、例えば直近の車両から配車すれば良いだけのことなのです。
つまり、出来高制という賃金制度は、仕事の争奪戦を誘発します。その争奪戦という競争が弱肉強食にならないように、つまり公正公平に分配されるために、合理性や利用者の利便性を失いながらも、配車ルールが構築された、ということです。
配車アプリが普及しない理由
以上のことから、地域毎の配車ルールに対応させるためには、地域のルールを配車アプリに入れなければなりません。地域もですが、その地域のタクシー会社毎に違うルールがあり、それがさらに困難にさせます。
逆に、言い換えれば、配車ルールを全国統一すれば解決するのではないでしょうか。ルールの簡易化、または、賃金制度の改革、あるいは両方を変えることにより、利用者の利便性が高まるのではないでしょうか。
*車庫待ち等の運転者とは1
車庫待ち等の自動車運転者については、次の要件を全て満たす場合、 車庫待ち等の自動車運転者に該当するものとして取り扱って差し支えないものとされています。
- 事業場が人口 30 万人以上の都市に所在していないこと。
- 勤務時間のほとんどについて「流し営業」を行っている実態でないこと。
- 夜間に4時間以上の仮眠時間が確保される実態であること。
- 原則として事業場内における休憩が確保される実態であること。
2月10日
昼食:カレー、野菜味噌汁を作ろうとしていたところ、カレーにチェンジ
夕食:ゆず大根とこのしろの酢物、じゃがいもとにんじんのソテー、缶チューハイ350
『プライドと偏見』ジョー・ライト監督
『サラウンデッド』アンソニー・マンドラー監督
この日も引きこもり。
2月11日
昼食:うどん(金とびの生うどんを釜揚げ風に)
夕食:スシロー 日本酒2合
『ブラック・ダリア』ブライアン・デ・パルマ監督
『スナック バス江』芦名みのる監督
出費:1614円(業務用スーパー、食費)スシロー(3450円)
おお、場末、ではなくてバス江…。
この日は、午後からお出かけ。Gさんが海と戦艦を見に連れていってくれた。その帰りにスシロー。業務用スーパーに寄って、スーパーのフードコートで会議()…。