タクシーの日

8月5日はタクシーの日。

5日から、この地方では「待ち料金適正運用」が始まります。これは時間指定がある場合は指定時間に、時間指定が無い場合は到着の連絡から5分後にメーターを入れるというものです。「到着後、直ちにご乗車いただけく」ことで、配車の効率化と乗務員の労働環境の改善に繋がるのではないでしょうか。

配車場所に到着しても、なかかなご乗車いただけないことが多くありました。10分、20分、待つこともあります。時間予約しているのに出てこない人も。さらにタクシーの到着案内を目覚まし替りにしているようなお客様もいて・・・。

待ち料金適正運用

「メーターを入れてお待ちしています」と了解を得てからメーターセットすることもありました。しかし、基準が決まってないために、トラブルになることもありました。このルールは乗務員の不利益を排除するためにも必要です。会社は「それぐらい」と考えているかもしれませんが、重大な問題です。これも不当な乗務員負担ではないでしょうか?

たった10分、という利用者も中にはいます。でも、時給1000円として166円、それを稼ぐためにはその倍の322円の運賃が必要です(歩率を50%程度として)。その「たった10分」の待ち時間を、1日10回の配車を受けるとして・・・。それは乗務員の重大な不利益なのです。そして乗務員の配車忌避行動につながります。繁忙期や多忙時間帯にはさらに配車を嫌がるようになります。そうすると結局はお客様が待つようになります。タクシーが来ない、タクシーがない、という悪循環を起こすことになっていました。

ホテルやレンタカー、レストランなどは、「キャンセル料は払うもの」との社会通念が存在すると思いま。しかしタクシーは約款にも定めていないし、ルールもないので、ほとんどが運転手の泣き寝入りの状況です。

タクシーの日と運転手の日

「泣き寝入り」が存在する。職場環境や労働環境の改善のためにです。いえ、「泣き寝入り」は、私たちの人権の問題ではないでしょうか。お客様と私たちの間に対立や分断が起きないためにも、そうして私たちが労働者としての平穏な日々を過ごせるために、平気で待たせる、平気でキャンセルする、そんなモラルハラスメントを減らすことができたらと、思っています。

8月5日が、タクシーと、タクシー運転手の日に、そして移動を通して私たちの国家の幸福を考える日になれば良いなあ、そう考えています。

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タクシーの配車申し込み時の速やかなご乗車について【お願い】

タクシーの配車申し込み時の速やかなご乗車について【お願い】 愛知県タクシー協会

 

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