いつでもタクシー

豊橋市の都市計画は成功しているのだろうか?

自家用車での移動を前提とした都市のドーナッツ化を推し進めた責任を、いまさらデマンドタクシーやコミュニティバスなんてもので逃れようとしている。そしてまたそのコストをわれわれタクシー運転手に押し付けようとしている。愛のりくん、コミュニティバスの運転手を市役所職員として雇用しろ。安いからと民間に押し付けるな。

ハイエナ精神

なんて反論するタクシー会社の経営者もいないか。国家や自治体に常に協力する姿勢は、太平洋戦争の戦時体制時に「大日本帝国」に統廃合され、軍事供用された時代からなにも変わっていない。それはそうで岩盤規制に守られていて「親方日の丸」なのだから役所には逆らえない。国の補助金にたかっている公共交通機関のハイエナ精神そのものなのだ。

なんて考えるタクシー業界の人もいないか。だって補助金ほしいもんね。UDタクシー導入するにしても補助金ないと導入しない乞食根性丸出しの人たちばかりだもんね ;-p 理念よりも思想よりも「世の中銭やで~」。そりゃそうだ。

高崎市の「無料タクシー」がワイドショーで話題になっていた。駅と商店街を無料で回るという仕組みだ。経費はどこからでているか言わなかったが、市と商店街が折半なのだろうと考えている。

自動車産業と企業城下町

トヨタ自動車の、そして自動車産業の城下町である豊橋市は進んで自家用車を必要とする都市計画を推し進めてきた。それがいわゆるドーナッツ化現象になった。病院と買物、移動しなければ生きていけない都市計画を行ってきた。その都市計画のおかげで企業を誘致し企業からも市民からの税収を増やしてきたはずだ。

ただ今は、ただたんに(というか手遅れなのだから)その都市計画を否定するのではなくて、無料タクシーのように、例えばイオン豊橋南と豊橋市が経費を折半して「買物バス」とか「買物タクシー」を運行させるべき時なのだろう。あるいは「病院バス」や「買物バス」を。そういうことをしないで、そういうことを何一つ考えないで、血税を使い、タクシー運転手に負担を強いる仕組みは、相変わらずの市役所方式、補助金ジャブジャブ方式で、もっと厳しい市の運営を、血税の使い方を、と思う。

来客から行店へ

企業も、移動販売車やネット通販の前に、買物本来の楽しみや、生きるという本当の意味を考えるのならば、お客様を売り場までお連れする、その発想のほうが正しいに決まっている。というか、これまでの利益を「世の中銭やで~」なんて意地汚いことを言ってないで、還元すべき時なのだろうと思う。そしてあらたなビジネスチャンスなのだろうと、思う。Amazonに楽天に勝つチャンスなのだろうと思う。

豊橋市+イオン豊橋南店+タクシー会社、三方よしなのだろうと思うのだが・・・。

そういえばそんなこと昔書いたか。あれからなにひとつ改善も改革も行われていないで、問題だけが深刻化している。これもまたお役所仕事なのだろうけれど・・・。イオンタクシー、イオン買物バス、どこでもイオン・・・なんならボクを雇ってもらいたいと思っているんだが・・・・・・どうだろう?

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DV臭プンプンの政策は、もう手遅れで買い物難民は今後もさらに増え続ける。それをノリノリくん、いや愛のりくんでカバーするのは不可能で、というか「とりあえずやってます」というようなデマンド型乗合タクシーの利用しにくさに、難民の増加に比例することなく利用者は増えない状況を為政者はもっと真摯に受けとめてほしい。

豊橋市立地適正化計画 どこでもタクシー

豊橋市立地適正化計画

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