落語

身売り

身売り

2023年12月6日
身売り、金に困って身体を売ってしまう、ことが美しく語られることがある。多くは旦那や親の不始末が原因だ。『居酒屋』のジェルヴェールだって男共に原因がある。 落語『文七元結』も人情噺だ、というけれど、お久が父親のために吉原に[…]
みどりの窓口

みどりの窓口

2023年5月31日
善因善果、悪因悪果、自業自得、因果応報… 志の輔師匠の「みどりの窓口」。みどりの窓口の職員さんと、切符を買いに来た理不尽な要求をするお客さんの話。 その日の最後のお客さんは「生きの良い電車は入ってるか」という男性。しかし[…]
女性管理職が増えない理由

女性管理職が増えない理由

2017年7月2日
世の中に女ほどしょうのないものはありません。 やさしく言えば図にのぼせる、 小言を言えばふくれる、 叩けば泣く、 殺せば化けて出る。 いえ、ボクが思っているのではなくて、落語のまくら。 でも、確かに・・・思い当たるふしは[…]
黄金餅

黄金餅

2017年6月28日
わあわあ言いながら下谷の山崎町を出まして あれから上野の山下へかかってまいりまして 三枚橋っていいますから、三橋をどんどん あれから上野の広小路にでまして 新黒門町から御成街道をまっすぐに 五軒町に出て 当時堀丹波守様と[…]
11月に三三師匠

11月に三三師匠

2016年11月1日
「愛故知新」国民文化祭あいち2016が開催されている。 尾張や三河という地域は歴史的に深遠な場所であり、偉人賢人、歴史上の人物を多く輩出している。道徳観や正義なんてものを軽視する風土なんてものがあったとしても、今もなお偉[…]
品川心中を聴きながら

品川心中を聴きながら

2016年6月15日
終日独居。 寝ていても腹は減る。 お昼過ぎにざる蕎麦と日本酒一合少し。 夕食の買い出しにサンヨネへ行く。結局また泣く腹の虫のために一日が終わる。外食すればいいのだけれど、良い店を知らず。夕食に酒二合。野菜の煮びたしとカツ[…]
芝浜と清原世代

芝浜と清原世代

2016年2月5日
芝浜を聴く。 どうして勝五郎は酒に溺れてしまったのだろうかと考えていたのだけれど、「気持ち良いから」という単純な理由づけで良いのではないだろうか。年齢は30デコボコ、魚屋という職業柄飲む機会も多くなる。腕の良い職人でそれ[…]
依存症

依存症

2016年2月4日
朝、目覚めると良い天気だったので、また寝た。 昼過ぎ、喉が渇いて目が覚めたので、熱燗で飲んだ。 そうしたらまた眠くなったので、また寝た。 腹が減ったので起きて、また飲んだ。そうしたらなんだか哀しくなった。 人という字はふ[…]