みどりの窓口
善因善果、悪因悪果、自業自得、因果応報…
志の輔師匠の「みどりの窓口」。みどりの窓口の職員さんと、切符を買いに来た理不尽な要求をするお客さんの話。
その日の最後のお客さんは「生きの良い電車は入ってるか」という男性。しかし「すでに満員で空いてない」と言うと「どこの窓口に行けば良いんだ」と聞く。
つまり、そのお客さんは、3番窓口には売ってないが、隣の窓口にはあるだろうと思っているらしい。そして、そこになければ、隣の駅、そこにもなければ、どこかに売っていると思っているらしい。
「切符の入っている箱を開けろ、そこから選ぶから」と言い出す始末。
「(オンラインで繋がっていて)窓口にいても空席の有無は分かる」と言っても理解してくれない。
そんな1日が終わる。もうストレスフルな1日だった。そのうっ憤を晴らしに友達を誘って居酒屋に行く。
居酒屋にて
ワカサギのフライを注文すると、ないと言われる。
店員「切れちゃったんですよ」
職員「つないできてよ」
店員「終わっちゃたんですよ」
職員「初めてよ」
店員「なくなったんですよ」
職員「探してきてよ」
店員「今の注文で売り切ったんですよ」
職員「あるんだろう、国会議員分が」
困ってしまって店員さんが店のおやじさんに「ワカサギがないというのに、持って来いとうるさいんですよ」と言うと
親父「今日、仕入れに行けなかったんです」
職員「寝坊するからそういうことになるんだよ」
親父「寝坊じゃないんだよ」
職員「じゃなんだ」
親父「みどりの窓口の職員が切符の入った箱を開けなかったんだ」
というネタです。
結局、世の中がこんなふうになっているんでしょうね。つまり、一億総ハラスメント時代なのかもしれません。
なぜ、カスタマーハラスメントが増えたのでしょう。昔からあったのだけれど、snsなどで可視化された、のでしょうか。
おそらく、みどりの窓口という噺のように、世の中がストレスフになったのではないのでしょうか。そして、自分に返ってくる。