品川心中を聴きながら

終日独居。

寝ていても腹は減る。
お昼過ぎにざる蕎麦と日本酒一合少し。

夕食の買い出しにサンヨネへ行く。結局また泣く腹の虫のために一日が終わる。外食すればいいのだけれど、良い店を知らず。夕食に酒二合。野菜の煮びたしとカツオのたたき。

それほど量を飲むわけではなく、独りでは二合が精いっぱいで、食前食中に一合づつ、あるいは半合づつ。誰か話し相手でもいれば五号ぐらいは飲めそうだけれど、この口は、ただただ咀嚼し飲込むために忙しく動き、そうしてあっという間に腹いっぱいになる。

品川心中、談志師匠で聴いている。

さてさて、乙武さん、ベッキーと川谷絵音、ファンキー加藤さんや圓楽師匠、今年に入って芸能界では恋の騒動が絶えないのだけれど、謝罪会見後は簡単に別れてしまって、なんだかそれってただの行きずりの恋ではないのかと思ってしまう。

恋とか愛とかとは違う、ただの欲だけの話ではないのかと、こういった不倫関係の人たちを見ていると考えてしまう。

「恋の極致は心中、だと近松なんかが言っているように」(品川心中、談志師匠)

誰ひとりとして、世を捨て駆け落ちをしたり、情死したりは、しない。

「ご迷惑をおかけし申し訳ありません」なんて、あっさりとその恋を終わらせてしまう。笑止。

それって本当に恋愛だったのかね?

やっぱり犬猫と同じただのさかりが付いただけの話じゃないのかね?そんなに簡単に恋が終わらせられるのかね?

まあ、結局、バレなければ、犬猫のようにさかっているってことで、バレたら「やっぱり家族が大切」とか「やっぱり仕事もあるし」とか「やっぱり間違っていました」なんて謝罪する。謝るぐらいならやめとけばいいのに犬猫ほどの理性しか持ち合わせていないらしい。

そういえば、犬猫のような顔つきしてる。

死ぬ覚悟も、すべてを捨てる度胸も、幸せにする能力もないのならば、「迷惑」がかかるだけだからやめとけ。

まあ、最近は犬猫のほうが行儀が良いんだが・・・。

中埜酒造 國盛 にごり酒とカツオのたたき

中埜酒造 國盛 にごり酒 瓶 1800ml
一生1770円也

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