処暑、藤圭子さんの死で考えたこと 2013年8月23日 タクシー物語 結婚って誰が幸せになるんだろうね? なんて話すと、みんな黙ってしまう。 寂しさゆえに恋が芽生え、なんて感じでできちゃった婚の人なんてのは、その瞬間は幸せだったりしたのだろうけれど、例えばそんな計画性のない人が人生を計画的[…] 続きを読む
甲子園の月 2013年8月21日 タクシー物語 高校野球には敗者の美学がある。いや、高校野球だけではなくて、スポーツとは突き詰めれば負けることが重要なことなのかもしれない。必ず負ける。全国4000校から甲子園に出場できるのが49校、そして優勝できるのは1校だけだ。 彼[…] 続きを読む
そして夏は過ぎてゆく 2013年8月17日 タクシー物語 昨夜散歩に出たときには「ああ、秋の風が吹いているなあ」なんて感じたのだけれど、今日はまた焦げるような暑さで、一歩たりとも外に出たくない、なんて思ってしまう。きっと、この時期にウツになる人も多いのだろうなあ。夏休みの喧騒と[…] 続きを読む
18きっぷの頃 2013年8月16日 タクシー物語 「趣味は散歩です」なんてきっと若い頃には言えなかっただろうなあ。ついでに「休みの日はもっぱら部屋の窓から空をながめています」なんて、もっと言えなかったと思う。なんだったんだろう、あの焦燥感とか喪失感なんてものは。 夏休み[…] 続きを読む
センター女子はきれいですか? 2013年8月13日 タクシー物語 どうなんだろう? センター(配車センター)とは、みなさんがタクシーを呼ぶときの電話を受けるところなんだけれど「電話の人ってどんな感じ?」なんて時々聞かれる時がある。聞いてどうするんだ、と思うのだけれど、世の中その「どうす[…] 続きを読む
北斎が来てくれました 2013年8月10日 タクシー物語 「真景累が淵」の圓生師版を朝から8時間弱聴いた。怪談噺なのだけれど、「ギャー」とか「キャー」なんて悲鳴を伴ったものではなくて、「う~ん」なんて唸ってしまう怖さ、というのが日本のこの手の物語の手法のようでもある。 ドラキュ[…] 続きを読む
原爆忌 2013年8月9日 タクシー物語 「こよなく晴れた青空を 悲しと思う切なさよ うねりの波の人の世に はかなく生きる野の花よ」 被爆地に近かったせいか、8月9日は登校日だった。(というか、あの頃は全国どこの小中学校でも8月6日とか9日は登校日だったのかもし[…] 続きを読む
飼い犬オリーブの死 2013年7月29日 タクシー物語 保見光成容疑者に同情しているのは、きっと、ボクだけではないはずだし、オリーブの死なんてのがあって、多くなっているのだろうと思う。 そしてこの雨。なんだか嫌な事件だったね。 こうして都会に(都会ってほど都会でもないんだけれ[…] 続きを読む