揺れる大地(労使、国家で俺たちに希望を)

揺れる大地、今まさに、労働者は揺れている。労働組合は、スト資金(闘争資金)を労働者へ還付しろ。

「労働組合と金 労働組合論(5)で「コロナショック、時同じくして、春闘の時期、期待はしないのだけれど、期待もできないのだけれど、さて組合は何を交渉し、何を組合員のために闘ってくれるのか」と書いた。

闘わない、闘えない、闘う気がない、どれでもいいんだが、資金はあるだろう。だから、ストライキをしたつもりで、会社と闘争したつもりで、貯めているお金を組合員に戻すべきだ。とにかく、労働組合が今出来る、タクシー運転手の困窮を救う緊急対策なのだ。

このような中で、国は、とか、会社は、とか言うのは簡単だ。そして、自民党は、安倍首相は、批判するのも簡単だ。ところが、新型コロナウイルスで営業収入が激減している中、労働組合は何をしているのか、何をするつもりなのか。ボクたち歩合給で働いているタクシー運転手は途方に暮れているのだ。

政府は「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第二弾」を発表した。「影響を受ける産業などへの緊急対応」も盛り込まれている。「生活困窮者自立支援制度の利用促進などによる包括的支援の強化」なんて項目もある。

スト資金、闘争積立金の返金を

そんなことも知らないで闘えないでいるのなら、せめてボクたちが支払ったボクたちのスト資金を返してもらいたい。簡単だ、銀行に行っておろしてくるだけだ。誰とも闘わなくて良い。出世のために組合活動している人たちの、その出世の足かせにもなりはしない。いや会社から褒められるに決まっている。

今こそ、ストをしたつもりで、闘争をしたつもりで、労働組合は資金を組合員に戻すべきだ。

当時、民間最大手のNTT労組はスト資金だけで548億円を残していたが、組合がたたかわないなかで年1%で運用しても、6億円近い収入になることも問題になった。
億単位のカネを弄ぶ労組幹部の腐敗と堕落 ー住友重機労連の積立金横領と関わってー  | 長周新聞

人の流れも途絶え、タクシーの列が続く豊橋市広小路通り22時 揺れる大地

人の流れも途絶え、タクシーの列が続く豊橋市広小路通り22時。揺れる大地、このままではタクシー運転手はいなくなる。

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