道徳
きだみのる『道徳を否む者』読了。
主人公、少年のような稀な体験は、今の世の中ではできないだろう。そう考えると、その体験から生じる思考や構思は、ボク程度の能力では難しい。
と、考える一方、こう言った文学を若いうちに読んでおけば、許される範囲、というか、もう少し自由に物事を考えられたのではないか、そう感じた。
青春とは自分の体を虐待することに喜びみたいなものを感ずるものだ。それが道徳的な喜びに類するものと云うには、伝統が欠けているだけだ。
道徳
さて、またこの『日記』を翌日に書いている。そして「道徳」を考えてみたりする。
ある社会で,人々がそれによって善悪・正邪を判断し,正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく,個々人の内面的原理として働くものをいい,また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。
スーパー大辞林
「ある社会で」なのだ。そしてその「ある社会」で醸成された「伝統」を基盤にする。となると、大いに関係するのは「場」なのだ。
旅支度
旅支度もしている。四国遍路に出るつもりだ。もう何年も前からの計画で、そのために働いてきたのかもしれない。そしてそのために仕事も辞める。(もう90%は辞めているのだ。まだ籍があるからなあ)
前回、2008年の遍路では、結願したのがちょうど今頃だった。88番札所大窪寺、前夜の前山での野宿は寒かった。としても、耐えられないほどでもなかった。
道の駅「ながお」|香川県観光協会公式サイト – うどん県旅ネット
12月10日から青春18きっぷも始まる。
今日も良い天気だ。9時50分。そして昨日を振り返っている。
夕食:好物のしめ鯖、中華巻き寿司、昨日の残りの煮物
映画:ルネ・クレマン監督『居酒屋』
読書:きだみのる『道徳を否む者』読了。『気狂い部落周游紀行』を読み始める。