居酒屋
ルネ・クレマン監督『居酒屋』を観た。エミール・ゾラの『居酒屋』が原作。
鬼才ルネ・クレマンの映画《居酒屋》(一九五六)でジェルヴェールに扮したマリア・シェルが、当時のぼくの理想の女性の顔だったのだ。
と、松岡正剛さん。確かに。演技というよりも、本来の幸の薄さを感じさせる。あの憎らしいヴィルジニー・ポワソンとの対比で、その薄幸ぶりが際立つ。ああ、ジェルヴェール…。
ゾラは、『ゾラの生涯』とか『オフィサー・アンド・スパイ』とかで…。
居酒屋
安アパートの窓から居酒屋のネオンが見える。徒歩1分のところにあって、「見える」というよりも、音もニオイも感じることが出来る。のだけれど、行ったことはない。
もう随分と「白粉の匂いのする場所」で飲んでいない。というか、行く気にもならない。というか、まあ、友情をずっと続かせる恒常的なものを築く必要もなくなっている、というわけだ。
酒は強くない。偏見というものが恐ろしいのは、九州で生まれ育ったというだけで「九州男児」なんてラベリングされる。まあ、そんなボクも、「あ、鹿児島とかはそうじゃないですか」なんて言っているんだけれど…。
日本酒
日本酒が好きなのだけれど、健康とか金銭的なことで、焼酎を飲んでいたし、現在もそうだ。みんなもそうじゃないですか?加齢とともに、血糖値だ尿酸値だ血圧だ、心配事が増える。それが飲食に影を落とす。ああ、健康のために生きている。
今日も、昨日の日記を書いている。おそらく、このぶんだと、前日の出来事を翌朝「日記」として綴ることになるんだろうなあ。まあ、それはそれで正確だったりするのか。
ということで、『居酒屋』に続いて『嘆きのテレーズ』を観ながら寝てしまったので、今から続きを観ようと企んでいる寒い朝なのだ。実は、その間に『マルコムX』を観ている。という映画2.5本の1日だった。
夕食はホッケと3日間連続の煮物。大根おろし。
昼食は豆腐の味噌汁。
外出は銀行ATMと郵便局に投函に行っただけ。本は読まず。風呂に入る。日本酒1合ぐらい。よく寝た。