居酒屋

ルネ・クレマン監督『居酒屋』を観た。エミール・ゾラの『居酒屋』が原作。

鬼才ルネ・クレマンの映画《居酒屋》(一九五六)でジェルヴェールに扮したマリア・シェルが、当時のぼくの理想の女性の顔だったのだ。

0707夜 『居酒屋』 エミール・ゾラ − 松岡正剛の千夜千冊

と、松岡正剛さん。確かに。演技というよりも、本来の幸の薄さを感じさせる。あの憎らしいヴィルジニー・ポワソンとの対比で、その薄幸ぶりが際立つ。ああ、ジェルヴェール…。

ゾラは、『ゾラの生涯』とか『オフィサー・アンド・スパイ』とかで…。

居酒屋

安アパートの窓から居酒屋のネオンが見える。徒歩1分のところにあって、「見える」というよりも、音もニオイも感じることが出来る。のだけれど、行ったことはない。

もう随分と「白粉の匂いのする場所」で飲んでいない。というか、行く気にもならない。というか、まあ、友情をずっと続かせる恒常的なものを築く必要もなくなっている、というわけだ。

酒は強くない。偏見というものが恐ろしいのは、九州で生まれ育ったというだけで「九州男児」なんてラベリングされる。まあ、そんなボクも、「あ、鹿児島とかはそうじゃないですか」なんて言っているんだけれど…。

日本酒

日本酒が好きなのだけれど、健康とか金銭的なことで、焼酎を飲んでいたし、現在もそうだ。みんなもそうじゃないですか?加齢とともに、血糖値だ尿酸値だ血圧だ、心配事が増える。それが飲食に影を落とす。ああ、健康のために生きている。

今日も、昨日の日記を書いている。おそらく、このぶんだと、前日の出来事を翌朝「日記」として綴ることになるんだろうなあ。まあ、それはそれで正確だったりするのか。

ということで、『居酒屋』に続いて『嘆きのテレーズ』を観ながら寝てしまったので、今から続きを観ようと企んでいる寒い朝なのだ。実は、その間に『マルコムX』を観ている。という映画2.5本の1日だった。

2023年12月4日の夕食 ほっけ

夕食はホッケと3日間連続の煮物。大根おろし。

昼食は豆腐の味噌汁。

外出は銀行ATMと郵便局に投函に行っただけ。本は読まず。風呂に入る。日本酒1合ぐらい。よく寝た。

 

もっくる新城で蓬莱泉を一杯酒を止められていた祖父が、隠れて、砂糖を舐めながら燗冷ましを飲んでいたことをよく憶えている。子供だったボクのほうを見て、ニッコリと笑った。そうして口止め料に小遣いをくれた。…
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もっくる新城で蓬莱泉を一杯

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