ディケンズの日々
ディケンズを見続けた週末だった。そして、引きこもりの週末でもあった。雨だったしね。
『テス』から始まり、BBC制作の『荒涼館』8話、『リトル・ドリット』8話を観た。つまり、20時間近く観たことになる。その間に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウエスト 』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』を観て、頭を切り替えた。
登場人物が多いことと、ボクの理解力の問題なのだろう、「え、どういうこと」なんて何度か巻き戻したりすることもあった。貧富の差と善悪、正義、良心…、要するに人間としての立ち振る舞いを考えさせらる。
善人しか勝たん…
『リトル・ドリット』の、エイミーとアーサー、つまり、リトルドリットとクレナム家の関係が、最終話を観ても解らなかった。ああ、オレのバカ。映画を見ていて、何度かそういうことがある。例えば、アン・ハサウェイさん主役の『パッセンジャーズ』は、終わってからも、「え、なにが起きてるの?」と…。一緒に観ていた人に「クレアは亡くなってる」と言われ、「あ、そうか」と。そのほかにも、『シックスセンス』も、解らなかったなあ…。
さて『リトル・ドリット』。結局、アーサーの父親は、そのまま中国で亡くなった父親です。母親は踊り子です。そして、エイミーの父親は、収監されている「マーシャルシーの父親」ウィリアム・ドリットです。つまり、クレナム夫人には子どもがいません。エイミーとクレナム家には血のつながりがないのです。
その後、ドリット家には大いなる遺産があることがわかります。ところが、エイミーには別の遺産が…。善人しか勝たん。さらに、悪人まで善くする。というよりは、世の中に蔓延っている悪を炙り出す。そんなディケンズ作品なのです。
BBCはジャニーズ事務所の問題や能登半島地震の取材で、その質の高さが話題になりました。加えて、ドラマも良いですよね。
さて、日記。
1月21日
この日は朝から雨でしたが、暖かい1日でした。結局、どこにも行かず、引きこもっていました。
昼食:野菜たっぷりラーメン
夕食:鯖と鶏肉と豆のカレー、缶チューハイ350
『リトル・ドリット』BBCドラマ、1話〜8話
『ウエスタン』セルジオ・レオーネ監督
シャイアンがヘンリー・ホンダと勘違いしていました。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』
まあ、見終わってホッとしました。最初は再現するのかなあ、なんてちょっと嫌な気持ちになっていたので…。
リトル・ドリット(字幕版)を観る | Prime Video
そうして、また月曜日です。お昼なにする?