タクシードライバー

タクシードライバーとはどんな人たちなんでしょうか

タクシードライバーは全国に23万人とも25万人とも言われるタクシー運転手のひとりである「ボク」が、タクシーについて語ります。

タクシーはドアツードアの移動サービスです。モータリゼーションの発展は自動車を運転して移動することを容易にさせました。しかし、少子高齢化は地方の交通空白地が拡大させました。また、都市部においてもタクシー不足や公共交通機関の撤退から、移動が困難になっている地域、人々が増えています。

タクシーの使命とはなんでしょうか

私たちタクシードライバーは何をしなければならないのでしょうか。また国や業界、事業者は何をしなければならないのでしょう。

そんな思いから、現役のタクシードライバーが、タクシーのこと、例えば、国の政策、仕事内容、タクシー車内での出来事、求人、賃金、休日、私生活、食事、考えたこと、そのほかいろいろなことを書いています。

希望

希望

2016年11月3日
いいえ、ボクたちに必要なのは希望なのです。 そうして、この国が失くしてしまったものも希望なのです。 豊かさとは、どれほど希望がポケットに入っているか、あるいは、入るか、ということなのです。その希望には、根拠なんてものは全[…]
女性というあらたな調整弁

女性というあらたな調整弁

2014年8月19日
「女性配送員2万人 ヤマト、主婦活用し5割増」 8月13日付日本経済新聞の一面、最近喧しい「女性活用」という論調にふさわしいタイトルがその一面中央で躍る。この国の成長には女性の進出と活用が不可欠だと、まことにもっともな意[…]
駕籠かきとタクシー

駕籠かきとタクシー

2011年10月2日
駕籠かきとタクシーについて考えてみた。というのも、落語「抜け雀」のさげ「親に籠(駕籠)をかかせた」について「駕籠をかくような賤しいことをさせたことが親不孝である」という解釈が一般化し普遍化しているからだ。 辻駕籠や雲助な[…]
雲助

雲助

2011年5月16日
今日、東海道で駕籠を担いでいると思うと、次の日は鈴鹿峠で荷持ちをしている、またあくる日は大井川で川越人足をやっているというもんで、風のまにまに流れる雲のようやということから雲助、また、街道筋で網を張って客を待っているとい[…]