悲しみ

傘

2014年7月4日
傘の想い出がない。 子供の頃、どんな傘を持っていたのか想い出せないでいる。きっと青色とか黄色とかだったのだろうけれど、思い出せないでいる。 雨の日の写真もない。雨の日の想い出はどれも同じできまって部屋の中でひとりで遊んで[…]
飼い犬オリーブの死

飼い犬オリーブの死

2013年7月29日
保見光成容疑者に同情しているのは、きっと、ボクだけではないはずだし、オリーブの死なんてのがあって、多くなっているのだろうと思う。 そしてこの雨。なんだか嫌な事件だったね。 こうして都会に(都会ってほど都会でもないんだけれ[…]
飛梅

飛梅

2013年3月6日
ボクが人並み以上に体形をキープしようと健康を気づかっていて、麦ご飯や野菜中心の食事を心がけているというのは、長く生きたいなんて命に対する欲望なんてことではなくて、時期が来たらリタイヤして(もう半分リタイアしているような人[…]
また冬だね

また冬だね

2012年11月2日
君とボクとは、運命なんてボクたちが呼んでいた出口のない迷路の中で(それも、あの、カビ臭い夕方にだけ)愛し合っていたんだろうと思う。 永遠という時間を探すことに疲れ果てて、というか、出口がないということがキチンと分かってし[…]
婁宿

婁宿

2011年9月14日
八月十五日・九月十三日は、婁宿なり。この宿、清明なる故に、月を翫に良夜とす。 (徒然草:第二百三十九段) 婁宿 - Wikipedia また秋の訪れ。 振り返ればやはり月日は短い。想い出は切ない。 路地裏には昨夜の喧騒の[…]
同窓会と初恋と…

同窓会と初恋と…

2010年1月4日
同窓会をやっているのかどうかも分からないのだけれど、まだボクが実家や家族とつながりがあった頃の5年前に1度、中学校の同窓会の案内が来た事があった。その同窓会も十数年ぶりだったのだけれど、どうも参加する気になれなかった。だ[…]
ポロメリア、四月の風

ポロメリア、四月の風

2009年4月1日
四月の風、あるいは、Coccoのポロメリアをずっと聴きながら……。 街灯に照らされて公園の桜は少しだけ頬を赤らめている。 満開の桜はその公園に一本だけの桜。 冬はひっそりと枯れている。 夏はその哀しみに打ち震えている。 […]