マーラ・・・それでも群れ飼育を中止しませんか?
高齢化社会である…。
おばあさん「象のマラが動かないんだってねえ」
ボク「マーラですよ」
おばあさん「そうそう、マラ。子どものマラ」
……。
寝たきりになる可能性
マーラの骨折は深刻な状態らしくて、今日の地方紙(どこかは忘れたけれど「東日」か「東愛知」)の情報によると、治る確率はかなり低くて、おそらくこのまま寝たきりになる可能性が大きいらしい。二歳にして寝たきりになってしまった。
計画されている象の群れ飼育の施設内でその姿を見せるのだろうか。そんな寝たきりマーラを見た子どもたちはどう感じ、どう思うのだろうか?例えば「飼育」するという人間のエゴを考え、動物の哀しみを理解し、優しさを学ぶのだろうか。「ああ、なんてかわいそうなマーラ」なんて涙する子どもたち…。
あるいは、寝たきりになっても生きて行こうとする姿をみて「ボクも頑張らないと」なんて考える子どももいるのだろうか。ほんとうに象飼育によって「子に幸せ」が訪れるのだろうか。
ボクが知る限り「反対」の声のほうが多い。それも圧倒的に多い。いったい誰が賛成しているのだろうかと思うほど、多い。そして誰もが違和感を覚えている。
たぶん、マーラは治らないで死ぬ。そうしたらまた飯村のどこかに穴を掘って埋めるのだろうか。群れで飼育、それも人工飼育することの弊害はかならず出てくる。ニホンザルや鹿なんてもともとこの国にいる動物と同じように考えてはいけない。
フルサト遠く連れてこられた象をわざわざ閉じ込めて飼育することにどれほどの意味や意義や価値なんてものがあるのだろうかと思うのだけれど…。
……。
お客様とマーラについて話をした
おばあさん「象の介護施設も必要になるかねえ」
ボク「そうですね。象の福祉問題も起こりそうですね」
おばあさん「わたしたちよりも優遇されちゃこまるじゃんね」
ボク「まさかそれはないと思いますけど」
おばあさん「数十億円もかかるんなら、病院に行くタクシー代をタダにしてもらいたいねえ」
ボク「婆より象ですかねえ(ボソ)」
おばあさん「そうなると象もかわいいけれど憎くなるね」
ボク「愛象(愛憎)っていいますしね…」
おばあさん「マラ、立てばいいのん」
ボク「マーラだってばあ」
おばあさん「そうそう、子ゾウのマラ」
……。
子ゾウのマーラ骨折
子ゾウのマーラ、両前脚を骨折 愛知、懸命リハビリ作戦 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
寺本ひろゆきが行った あなたはゾウの群れ飼育に賛成ですか? 反対ですか?
すみません。酔って、送信してしまったので、削除してください。結局、何が言いたいかわからなくなりました。
動物園、ペットの役割は人間の都合のいい形でしかないような・・・。役割で言えば、自分の仕事、行動に納得できるかどうかも。けど、生きるため、他の命を食べ、期間従業員として、排気ガスの排出に貢献してる。だとしたら、何かしないといけないような。あと、ペットは何度も飼おうと思ったけど、結局はお金とか、未来に余裕がないと飼えない。
特に寒い季節の動物たちはなんだか悲しそうに見えますね。そういったことを考えることも大切なのかもしれないし、動物園の役割かもしれませんけれど…。
動物を飼うってのは難しいですね。まあ、ボクたちも飼われているんだろうけれど…。
幼い頃は動物園に行ってテンションが上がって、かわいいねって心から言えたけど(歩けない幼いゾウがいても)、やっぱり、おりの中にいて右往左往してる動物を見ると、自由に動き回らせてあげたくなります。それは、動物園に限らず、散歩をしてもらえない犬とか。生きにくい、幸せを感じにくい僕も同じかも。人間がいない世界の方が地球も地球上の生き物も、エゴとか必要以上の欲もなくいいかもしれませんね。故郷を想うのは、人間だけであってほしい。故郷を想ってもどうすることもできない人間は増えてると思うし、そこまで考えられる動物にとって、動物園は刑務所になってしまうから。