孤独

シアワセの極意

シアワセの極意

2016年10月24日
「シアワセそうですね」 なんて言われたもんだから、 「シアワセじゃないんだけれど、不孝ぶるのはガラじゃないからね」 なんてどこかで聞いた台詞をつむいでみた。 「無理せず、分相応に生きることが大切かもしれないね」 なんてつ[…]
秋祭りのころ

秋祭りのころ

2016年10月9日
特に秋の雨は深く哀し。 打ち落された秋桜の花の想い深く哀し。 人の心なお重く哀し。 祭りばやしは遠く遠くさらに雨も遠く哀し。 最近の若い者は、なんて口に出てしまうほど年齢になってしまったことに少しだけビックリしたりする。[…]
秋の空

秋の空

2016年9月12日
漬物桶に塩ふれと母は産んだか(放哉) 母親から新米が届く。 年に何度かの荷物がボクたちを繋ぎ止めているようでもある。繋ぎ止めているというか、そうでもしないと電話一本もかけられない息子へ対しての「きっかけ」を送ってくれてい[…]
逝く夏

逝く夏

2016年8月30日
オリンピックを見ただけの夏だった。なんとなく忙しかったし、なんとなく時期を逃して、どこにも行けずに終わりそうだ。 電車に乗って、それは特別な理由がない限り普通電車なんだけれど、遠くへ行きたいと思っていたのだけれど、それも[…]
集団不適応症のボクへ

集団不適応症のボクへ

2016年8月22日
テーブルの上はまだ昨日のままで、そのお昼の食べ残しが散らかっていて、真っ暗な部屋の中にも、窓をキチンと閉ざした部屋の中にも、昨日がそのまま残っている。 もうすっかり氷が溶け、もうすっかり香りの失せた、コップの酒を、渇いた[…]
負けるために

負けるために

2016年8月10日
泣きたくなるぐらいの夕焼けだったね。 水道代を払い忘れて(忘れてだ)「給水停止のお知らせ」が届いていたので、夕方に水道局まで行った。その帰りにスーパーで買い物。その外出がなければ「終日独居」になるところで、そしてスーパー[…]
花火の夜に・・・

花火の夜に・・・

2016年7月16日
花火の音に目がさめる。 世界には戦渦の中こんな音に慄いている人々がいることを思うと、この国の、そうしてこの瞬間の、なんと平和なことか、そう考えているボクの意識は混濁していて、それはきっとこの何日かの睡眠不足と血圧のせいな[…]
参院選、18歳選挙権雑感

参院選、18歳選挙権雑感

2016年7月13日
マッチ擦る束の間の海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや (寺山修司) 二日酔い。 寝る前に食べたアンパンが食道あたりにへばり付いて気持ち悪いんだが・・・。 酒に酔いにくい体質なのか、どこかで身体が酔うことを警戒してアルコ[…]