孤独

まるで孤児のよう

まるで孤児のよう

2014年9月30日
「花子とアン」が最終回を迎えた。十数年ぶりにキチンと観た朝ドラ、終わったのかと思うと、なにか寂しい。 152話、孤児二人を引き取ったかよが言う「世の中を渡ってゆくにはそれぞれ割り当てられた苦労をしないといけない」と。 そ[…]
帰省、そしてまた哀しみの日曜日

帰省、そしてまた哀しみの日曜日

2014年8月17日
帰省、そしてまたボクたちの哀しみの日曜日がやってきたね。 あの頃、どうして帰省なんてするんだろうと思ったことがあった。夜行バスに揺られて名古屋駅に着いたボクは、まだたっぷりと熊本の下町のニオイがその記憶の中、というよりは[…]
夏休み

夏休み

2014年8月3日
蝉の声切なくて夕立は哀しくて夏休み 朝顔は脆くて青空は儚くて夏休み かき氷冷たくて向日葵は悩ましく夏休み ボクたちは悲しくて恋しくて 相変わらず時は押し黙ったまま過去を弔う 盆踊り寂しくて太鼓の音虚しくて夏休み 故郷は遠[…]
飼い犬オリーブの死

飼い犬オリーブの死

2013年7月29日
保見光成容疑者に同情しているのは、きっと、ボクだけではないはずだし、オリーブの死なんてのがあって、多くなっているのだろうと思う。 そしてこの雨。なんだか嫌な事件だったね。 こうして都会に(都会ってほど都会でもないんだけれ[…]
また冬だね

また冬だね

2012年11月2日
君とボクとは、運命なんてボクたちが呼んでいた出口のない迷路の中で(それも、あの、カビ臭い夕方にだけ)愛し合っていたんだろうと思う。 永遠という時間を探すことに疲れ果てて、というか、出口がないということがキチンと分かってし[…]
人と話したくなる時、モグラ

人と話したくなる時、モグラ

2009年12月14日
人と話したくなる時、へんな話なんだけれど、どうしても話したくなる時がある……。 いつもは寡黙な日々を過ごしていて、それをなんとも思わないにしても、どうしても直接なにかを伝えたい時があって、どうしようもなかったり。その「伝[…]
送迎バスの沈黙

送迎バスの沈黙

2006年3月28日
沈黙、期間従業員たちはいつでもそうです。送迎バスの中、行きも帰りも、押し黙っています。 月曜日はどうしても憂鬱になります。みんなそうなのでしょうか、出勤の送迎バスの中はいつものように話し声ひとつしません。そして、月曜日は[…]