花火の夜に・・・

花火の音に目がさめる。

世界には戦渦の中こんな音に慄いている人々がいることを思うと、この国の、そうしてこの瞬間の、なんと平和なことか、そう考えているボクの意識は混濁していて、それはきっとこの何日かの睡眠不足と血圧のせいなんだろうけれど・・・。

「身捨つるほどの祖国」がないほどの幸福、なのだろうと、その花火の音を聞きながら、ボクは電灯のスイッチを入れ、台所へ行ってコップ一杯の水を飲む。すべて、そう社会インフラは、すべて順調に恙なく滞りなく正常に、なによりも安全に使うことができる。

花火の音に目がさめることができるほどのシアワセ。そう、できる、のだ。

さてと、手足が痺れるほどの、二日酔いするほどの、安酒を飲んで、寝るか。

ミニトマトをいただきました

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA