移住と移動、別府市の運転手不足解消策を考えてみた 2024年2月5日 隠遁記 移住と移動、移住して移動サービスを行う。その試み、別府市のタクシー不足解消のための県外からの移住支援策は、2名が移住し1名が内定したそうだ。 別府市の運転手不足解消策、県外から2人移住 反響に手応え、待遇などで課題も &[…] 続きを読む
16歳のボクたち 2024年1月25日 隠遁記 16歳のボクたちのことを思い出している。昨日は亡くなった友人の葬儀だった。ボクは、その時間に酒を飲んだ。そして、泣いた。 ずいぶんと長い間、音信不通だった。よくあることなんだろうけれど、ボクが地元を離れたことが原因なのだ[…] 続きを読む
鰤 2023年12月30日 隠遁記 鰤が届く。 姉が正月用にと毎年送ってくれる。九州の鰤は美味しい。そして、故郷のあの海の香りが(きっと気のせいだろうけれど)する。鰤が届くと、いよいよ年の瀬だなあ、となる。良いことがなかったとしても、こうして暖かい部屋で眠[…] 続きを読む
クリスマスイブ 2023年12月24日 隠遁記 クリスマスイブだ。サンタは今晩やって来る。そしてケーキやご馳走も今晩食べる。子供の頃、ケーキは生クリームではなかった。おそらく、今ほど発達していなかった流通機能がそうさせたのだろう。ボクの住んでいた九州の集落では、ケーキ[…] 続きを読む
幸福の話 2023年12月21日 隠遁記 幸福の話をした。今、ボクがこうしていることが、幸福かどうかは別にして、ボクの心をなぐさめているのか?そして、幸福かどうかというよりも、居心地が良いか、この時間が心を慰撫するのか、と考える。この無常庵で、沈黙していること、[…] 続きを読む
九州吹き戻し 2011年5月23日 タクシー物語 雨…。 世間とは隔離された車の中。雨の日のドライブが好きな人は、きっと、こんな世界を好きな人なんだろうなあ、なんて考えている。雨の日じゃなくても、ドライブが好きな人、あるいは車の中が好きな人ってのは、弧絶した空間が好きな[…] 続きを読む
さよなら富士 2009年3月13日 失業の日々 さよなら… 海はキラキラ輝いていた。 春はカーデガン一枚分の冬を羽織っていた。 海辺の道、ボクたちはタクシーの中にいた。 助手席には叔母、後ろにはボクと母が並んでいた。 ボクは助手席側、それは海側の席だった。 海を見てい[…] 続きを読む
ソープランドの待合室でボクたちは成人になった意味なんてのを考えていたのだ 2008年1月14日 期間従業員について 成人式だったんだね。 もう昔話といったほうがいいのだろう、そんなボクの成人式。 式は正月に行なわれたんだけれど、そんな式の思い出とか、中学生の頃付き合ってた女の子の思い出とか、その頃のボクのことなんかよりも、その夜に高校[…] 続きを読む