月: 2014年7月

期間工のジレンマ トヨタ自動車について

期間工のジレンマ

前回、トヨタ自動車が日本車と言える基準が年間生産台数300万台、一日当たり12000台とするならば、そしてそれを公約として掲げているのなら、現在の国内生産規模だと現場の従業員のせいぜい1割程度の期間従業員だけしか調整弁として雇用してはならず、それ以上だと企業のモラルに欠…
期間従業員の採用予定(予想) トヨタ自動車について

期間従業員の採用予定(予想)

トヨタ自動車の夏休みは8月9日から8月17日までだそうだ。毎回書くのだけれど、社員にとっては待ちに待った長期休暇だとしても、期間従業員諸君にとっては長期無給休暇ということで、中には寮に引きこもりまるで修行僧のような日々を送る人もいたり、また中にはアルバイトをして糊口をし…
新城市議会の件、創意工夫と節穴 タクシー物語

新城市議会の件、創意工夫と節穴

少子化対策という命題においては、件の「穴の開いた避妊具を配る」という答えは間違っていない、そう思うし、効果的だと思う。 「穴開きコンドーム配っては」 愛知・新城市議が発言:朝日新聞デジタル おそらくトヨタ自動車だったら1000円ぐらいの賞金が創意工夫で出されると思う。新…
The moral crisis in China(Japan). タクシー物語

The moral crisis in China(Japan).

meat tastes is all the better a few days old. タイトルを考えている時この構文を憶えた記憶がよみがえったのだけれど、ネットで検索しても出てこないのはこれ自体最近は「禁止用語」になってしまったのだろうか、あるいはなにか間違ってい…
ゲリラ豪雨に花火大会 豊橋漂流

ゲリラ豪雨に花火大会

花火の音が聞こえる。豊川の方向が明るく光っている。 安アパートの住人たちはどうやら部屋にいるようで、それはボクとて同じで、それはお盆や正月でも同じで、少しだけセケンとやらに背中を向けていて、少しだけセケンとやらと縁遠くなっていて、「楽」とか「幸せ」なんてものを拒絶してい…
夏休み、夏祭り タクシー物語

夏休み、夏祭り

イスラエル・パレスチナ問題やウクライナ問題を思うとなんだか気持ちが暗くなったりする。鳴り響くのは、花火の音、ではなくて、爆弾の音、なのだ。 祇園祭初日、学校は終業式、海の日3連休、梅雨明け近し……。 2014年夏絵日記「豊橋祇園祭」 戦争を知らずにボクたちは育ったのだけ…
タクシー運転手の求人広告がカッコ悪い件 タクシー物語

タクシー運転手の求人広告がカッコ悪い件

タクシー業界と景気には一定の相関関係があって、景気がよくなれば(求人倍率が上がれば)、運転手の離職率が高くなり、収入が増えるのだ。逆に景気が悪くなれば、運転手になる人が増え、収入が減る。(そう言えばそのことは既に書いたか。 有効求人倍率は17カ月連続で上昇というけれど …
ナツガキタ 豊橋漂流

ナツガキタ

キミとボクがウラブレた部屋でイチャイチャと愛を確かめ合っていた午後にも窓の外にはキチンと夏が来ていた。夕立の生臭いニオイとともに夏が来ていた。そのニオイはムザンにもその夕立によって叩き落された花びらの死臭で行き場を失くしてドス黒いアスファルトに今度はその居場所を定めてい…
期間従業員を積極登用なんて提灯記事にこの国の終焉を思う 非正規雇用について

期間従業員を積極登用なんて提灯記事にこの国の終焉を思う

「雇用の調整弁」として非正規雇用が存在するなんてことを言う人がいるのだが、この国の実態は調整弁ではなくて調整なんてしないただの廉価な使い捨ての労働力という位置にある。 生産量によって常に増減が行われて、その労働力不足を補うために期間工や派遣社員を一時的に雇用するというこ…
脱法ハーブと合法ハーブ タクシー物語

脱法ハーブと合法ハーブ

「過労死等防止対策推進法」なるものが成立した。 死ぬまでには至らないにしても、多くのサラリーマンは過労なんだろうと思う。労働基準法で決まっている一日8時間以内の労働時間をキチンと守って定時に退社できている人なんてのはわずかな数だろうと思う。 そもそも8時間なんて規制があ…