ゲリラ豪雨に花火大会

お昼のゲリラ豪雨、浸水したところもあって、怖かったね。夜は、花火の音が聞こえる。豊川の方向が明るく光っている。

安アパートの住人たちはどうやら部屋にいるようで、それはボクとて同じで、それはお盆や正月でも同じで、少しだけセケンとやらに背中を向けていて、少しだけセケンとやらと縁遠くなっていて、「楽」とか「幸せ」なんてものを拒絶しているようでもある。少し前まではセケンの中にドップリと浸かっていて、それらを普通に追い求めていたのだけれど、結局のところ裏切られてしまった、その結果がこの安アパートだったりするのだ。

Tさんからお中元が届く。いつもの通り焼酎だ。宅配便のお兄さんから受け取ると同時にボクは封を開けて一杯だけぐい飲みでゴクリとやった。

雨は凄かったね。NHKの全国ニュースでもやっていた。ところどころの道路で冠水があって、ボクも立ち往生したし、あの勢いは恐ろしかった。街がそのまま流されるんじゃないかと思った。ゲリラ豪雨…いきなりの豪雨だからそういう呼び方になったのだろう。「いきなり豪雨」だったら、熊本名産「いきなり団子」みたいだし、「突然豪雨」だったら「こんにちは、豪雨です」なんて突然の訪問みたいで少し優しくなるし、やはりゲリラ豪雨がふさわしいか……。

ゲリラ豪雨のしくみ（知る防災） - tenki.jpゲリラ豪雨とは、局地的に短時間で降る激しい豪雨のことです。ゲリラ豪雨は規模が小さく、突発的かつ散発的に起こるため、事前に予測することが難しいといわれています。ここでは、ゲリラ豪雨のしくみを説明します。