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御厨人窟、室戸(11日目の2)
御厨人窟は弘法大師空海の修行の地だ。 かれが室戸の先端にせまり、ついに最御崎の岩盤に立ったときには、もはや天空…
室戸、そして転げ落ちて朝が始まった(11日目の1)
室戸の朝は、ベンチから転げ落ちて目がさめた。バス停のベンチの幅は身体の幅とほとんど同じだった。身体半分動いたら…
三津のバス停で野宿、南無大師遍照金剛(10日目の5)
苦しい時、辛い時、哀しい時があると「南無大師遍照金剛」と唱えるといい、と教えていただきました。金剛杖や白衣の背…
佐喜浜、遍路はは食わねど高楊枝…なんて(10日目の4)
佐喜浜八幡宮を13時30分に出発した。 暖かい日だった。佐喜浜の街は驚くほど静かだった。24番札所・最御崎寺ま…
虚空蔵求聞持法、土佐は鬼国に候(10日目の3)
「虚空蔵求聞持法」という秘法がある。19歳の弘法大師空海は、故郷である四国に渡り室戸の洞窟、御厨人窟を行場とし…
最御崎寺、前の院で仏に会う(10日目の2)
10時30分に法海上人堂下の海岸を出発したボクは喉が渇いていた。上人堂のトイレの横には蛇口はあったのだけれど、…
充電の問題なのだ(10日目の1)
目が覚めるとテントの外は明るくなっていた。東に向けた入り口を開けると、水平線はすでに赤く染まっていた。日の出が…
野根海岸で野宿、室戸と夕陽の見える浜辺にて(9日目の4)
野根海岸、内妻海岸、連続して海辺での野宿になった。 宍喰温泉を14時30分に出発した。 温泉に入ったからだろう…
恥ずかしい話、宍喰温泉で(9日目の3)
恥ずかしい話、宍喰温泉でのこと……。 ローソン海陽町杉谷店の駐車場でサンドイッチの朝食を食べて、ボクは歩き始め…
毛を以て馬を相す(9日目の2)
「毛を以て馬を相す」とは「物事の価値を外見だけで判断することのたとえ」。人は多分にそういうことをする。そしてそ…
内妻海岸の朝、そして修行の道場へ(9日目の1)
内妻海岸の朝、目ざめると、そこは良い場所だったということが分かった。 内妻海岸に前夜22時に着いて、そのまま幕…
内妻海岸で野宿、長い1日が終わる(8日目の4)
少し後悔していた。 日和佐のどさんこラーメンを15時過ぎに出たボクは、次の24番札所最御崎寺に向かった。向かっ…
日和佐にて(8日目の3)
日和佐、薬王寺で考えていた。遍路とは歩くことなのだろう。そして迷うことなのだろう。探し求めて苦しみ、その先にあ…
ひとり、恋人岬で休憩(8日目の2)
ひとり、歩いていた。 雨の日はさらに孤独感が増すように思えた。視界が狭くなるということもあるだろうけれど、雨が…
田井ノ浜、海の風景(8日目の1)
夜中に雨が降っていた。目ざめた時には止んでいたのだけれど、降るだろう気配も予感もしていた。6時過ぎに起き出して…