幾千年の祈りと文学が交差する、波打ち際の要標「伊良湖岬灯台」 2026年6月25日 田原の旅 田原市の最先端、激しく行き交う潮流と太平洋の怒濤を見守るように、白い灯台がぽつりと建っています。日本の灯台50選にも数えられる、近代的な美しさを湛えた伊良湖岬灯台です。 昭和4年(1929年)に点灯を[…] 続きを読む
漂泊の俳人・種田山頭火が歩いた、寂寥と美しき伊良湖の春 2026年6月25日 田原の旅 昭和14年(1939年)4月20日、激動の昭和期をどこまでも歩き、句を詠み続けた漂泊の俳人・種田山頭火は、知多半島の師崎(もろざき)から一隻の船に乗り、ここ伊良湖へと上陸しました。 この旅は、山頭火が[…] 続きを読む
渥美線機銃掃射事件と「大東亜戦争動員学徒殉職之碑」 2026年6月9日 田原の旅 田原市豊島町、豊橋鉄道渥美線の神戸駅から豊橋側へわずか260メートルほど進んだ線路脇に、一基の石碑が静かに佇んでいます。「大東亜戦争動員学徒殉職之碑」。ここはかつて、終戦を目前に控えた人々の尊い命が理[…] 続きを読む
蒼海に響く鎮魂の潮騒:伊良湖岬に佇む「全国海洋戦没者慰霊碑」 2026年6月8日 田原の旅 太平洋を一望する伊良湖岬の先端、波の音が間近に迫る遊歩道沿いに、一基の慰霊碑が静かに佇んでいます。碑面に深く刻まれた「君今ここに甦る」という招魂の言葉。美しい岬の風景とは対照的な、激動の歴史と海に散っ[…] 続きを読む
田原市の戦争遺跡・戦争関連史跡を巡る完全ガイド 2026年6月8日 田原の旅 愛知県田原市(渥美半島)は、美しい自然や観光地としての顔を持つ一方で、戦前・戦時中には国家の防衛と軍事技術の発展を支えた「軍の重要拠点」としての歴史を持っています。 特に伊良湖岬周辺は、大日本帝国陸軍[…] 続きを読む
豊橋航空隊の記憶を宿す「誉」、銀河のエンジンが語る終戦の悲劇 2026年6月7日 田原の旅 愛知県田原市野田町の田原市ふるさと教育センター(旧野田小学校)。その一角に、かつての激戦の記憶を今に伝える、ある貴重な航空機部品が静かに佇んでいます。 それは、太平洋戦争後半に日本海軍が開発・運用した[…] 続きを読む
小久保幸一郎君之像:郷土の誇りと悲劇を今に伝える少年像 2026年6月7日 田原の旅 愛知県田原市(旧渥美町)の伊良湖神社参道に、1体の兵士像がひっそりと、しかし毅然と佇んでいます。その名は「故歩兵伍長小久保幸一郎君之像」。 昭和12年(1937年)、第二次上海事変の最前線で凄まじい奮[…] 続きを読む
伊良湖岬村移転碑と移転百周年記念碑:故郷を捧げた人々の記憶 2026年6月7日 田原の旅 愛知県田原市の美しい海岸線を望む伊良湖神社。その参道の傍らに、かつてこの地で起きた激動の歴史を静かに伝える2基の碑が佇んでいます。国の要請により、住み慣れた故郷の土地をあけ渡した伊良湖の人々。その苦難[…] 続きを読む
福江観測所:半島の弾道を見守った古田町の山中に眠る赤煉瓦 2026年6月6日 田原の旅 渥美半島の豊かな自然に抱かれた、田原市古田町岡ノ越。標高40メートルほどの緑に覆われた小高い山中に、かつてこの地が近代軍事の実験場であった歴史を伝える遺構が静かに佇んでいます。それが、陸軍技術研究所伊[…] 続きを読む
右善坊大権現:飛鳥の行幸から戦国の砦へ 2026年6月6日 田原の旅 田原市小塩津町に位置し、初夏にはアジサイが咲き誇る右善坊山(うぜんぼうやま)。その緑深い中腹には、地域の信仰を千年以上もの間集め続けている高古な聖地、右善坊大権現(うぜんぼうだいごんげん)がひっそりと[…] 続きを読む