ボクらはおしまいだ・・・

投票日。良い天気になったね。

熊本のじゅんから「熊本地震 発生から2週間の記録」が届く。あの日の写真集だ。昨日も震度4の揺れがあり、いまだに安心できない毎日と、心に恐怖をひきずっている夜を送っているのだろう。

熊本地震 発生から2週間の記録の表紙

政治というものは、たぶん、幸福の分配、だと思う。

だとすると、今のボクは、熊本への復興にその分配率を高くしてくれそうな政党に投票する。それだけの話だ。だれも世界平和のために、とか、人類の未来のため、なんてことは考えられない。

愛国心ではなく「愛校区心」のような身近な利益のために投票するほうが正しいように思う。
市町村議会議員選挙について考えたこと

何度も書くのだけれど、ボクは、あと20年程度、この世界が平和であれば良い。この地球が存在すれば良い。ボクの死後のことなんか、どうでもいいことなんだ。だってボクには家族も子供もいないのだから、知ったことじゃない。それぐらいの将来のことだけ政治家が考えてくれればいいだけの話で、それぐらいの未来のためだけに幸福の分配が行われればいいだけのことだ。
父の日、そして18歳選挙権施行の日に

でも、もっともっと先まで生きなければならない若い人たちや、家族がいて子供がいる人たちは、もっともっと先の未来までこの地球が存在し、世界が平和で、この国で今以上にシアワセに暮らせることを考えるべきなんだ。あなたが、そしてあなたの愛する人や子供たちが苦しみもがいて死んでもゆくことを許せるのですか?
参議院選挙公示日、雨の日に考えたこと

そういう選択が選挙なのだ。
選挙に行かない、ということは、愛なんてことを全く分かっていない人、と同じ意味だということ。本当に愛する人のことを考えているのならば、そうしてふたりの間に産まれるだろう子供たちのことを考えているのならば、幸福の分配ってことを真面目に考えるはずだからだ。

あなたの彼氏/彼女、あるいは旦那/嫁が、投票に行っていないとすれば、それはきっと愛がないってことなんだ。だからさっさと別れたほうが良い。そう思う。
選挙ってのは、愛の証明なのだ。だよね?

 

 パタゴニアのブログ「クリーネストライン」表紙

僕らはおしまいだ、健全な環境がなければ。 – パタゴニアのブログ「クリーネストライン」

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