参議院選挙で考えたこと
参議院選挙(第26回参議院議員通常選挙)の投票日です。
早々と梅雨明けしたのですが、7月に入ってから梅雨のような天気です。昨夜も大雨洪水警報が発令され「梅雨明けないかなあ」なんて思っては、「あっ」なんて独り笑いをしています。
今回の選挙で考えたことを残しておきます。16時から20時まで大相撲を見ながら、買物を挟んで、書いていきます。
SNSと選挙
コロナ禍での情報収集もあって、ツイッターを再開しました。ということもあり、ツイッター経由での情報収集を主に行っていました。
おそらく、多くの人がそうなんでしょう。フォローしている人からの情報が主体になるので、情報が偏ってくる、ように感じています。
それは良いことなんでしょうか?
そう考えると、マスコミにしろミニコミにしろ、視野狭窄になりやすい、あるいは盲信的になりやすいことなのかもしれないと、そういった自覚を持ちながら、ボク自身がそう(視野狭窄や盲信的)ならないように、少し気にしながら政治家やアルファ、フォローしている人からのツイートを読む毎日でした。
しかし、結局は偏ってしまうのかなあ…。例えば、社民党やれいわがツイッターの中では優勢で、自民党や維新なんてのは「目にしないね」なんてことになっています。現実は、自民圧勝なのでしょうが……。
安倍元首相の死
選挙戦も最終盤に入った7月8日に安倍元首相が銃撃され亡くなるという事件が起こりました。
この件について、ボクは、よく言われるような「憤り」とか「民主主義の」とか「哀しみ」なんてものを感じることができませんでした。いえ、だからといって「喜んだ」ということではありません。「ああ、政治家と聴衆の距離が近いもんね」なんてことを最初に思いました。
それは、SNSでの距離感や、街頭演説後の写メで、政治家自身が「(政治の)身近さ」売りにしていたので、本当に距離が近くなっていたからです。
そして、やっぱり政治家は、それも総理経験者、いや安倍元首相ぐらいの人物は本人も周囲も「警戒」しなければならなかったことではないのでしょうか。
と思いながら、「政治家もだけれど、リーダーも、命がけならば、襲われる覚悟もあったのだろうなあ」なんてことを考えました。いえ、暴力を肯定しているのではなくて、「命がけ」という意味についてです。
民主主義への挑戦
とも思わなかったのです。
そして、そのことは事件の真相が明るみになるにつれて、「ああ、恨みによる犯行なんだろうなあ」なんて考えました。
いえ、本当は、もっと違うこと、例えば「宗教団体と距離を置きたい人たちにたいしての、示唆行為」みたいなことを考えたのです。
そうなると……、犯人は鉄砲玉となった。ということなんですが、それはボクの夢の中の話なので……。
民主主義への挑戦は、おそらく、50%程度の投票率での選挙で、国の施策が決まってしまう、ということなのではないでしょうか?
投票率の低さ
27.42%、豊橋市選挙管理員会が発表した15時30分現在の投票率です。前回の参院選の26.15%よりも高いものです。しかし、このままでは50%程度で終わってしまいそうです。
ただ、投票率が上がったとしても…、いえ、そう考えるのは止めます。
気になる党と候補者
社民党が政党要件を満たさなくなるかもしれない、ということです。
福島みずほさんは、国会にいてほしい、そう思っています。
例えば、企業でも優秀な人がいないと、いくら多様性の時代とはいえ、企業を守れないでしょうし…。多様性の時代だからこそ、弱者側に立って考えられる人が必要です。
会社の言いなりになると、ブラック企業になります。国も同じで、ブラック国家になります。一党独裁、ファシズム……。
それと、水道橋博士、山本太郎さん。
思うのだけれど、一票で2人投票できるなんて方法がないものかと…。
野党共闘
タクシー業界は、というと、産業別労働組合の連合系、例えば全自交労連は立憲民主党で比例区では辻元清美さんと鬼木まことさんを推薦しています。
私鉄総連も辻元清美さん、準組織内予定候補として推薦しています。
全労連系の自交総連は共産党を支持しています。
ということは、タクシー業界の労働組合組織率は35.3%と高く、多くが野党を支持しているとなると、野党が議席を取らないと、ボクたちの生活の改善も遅れるのかもしれないですね。
いよいよ投票終了です
豊橋市の19時30分の時点での投票率は33.98%。これは、前回32.85%よりもわずか1%上がっただけです。
おそらく、前回と同程度の50%の投票率なのでしょう。
今、「自民・公明で改選過半数確実」とテロップが流れました。
では、開票速報に参戦しようと思います。
酷い国になりました……。