帰省バスの乗って

帰省バスの乗って。

4月29日は結局15時30分のぐるりんバス童浦線に乗って田原駅に向かいました。田原名物「あさり煎餅」を土産に買って行くべく、萱町の菓子蔵関に。あさり煎餅12枚入りを3箱買いました。あっさりした接客だったのは、きっと帰省時期で忙しかったからでしょうね。ま、あっさり煎餅なんてことは言いませんが:-P

はじめての豊橋

その後豊橋に。田原に来て2ヶ月過ぎたのですが、初めての豊橋でした。実は早めに名古屋についてナゴヤドーム近くにあるイオンショッピングセンターに行きたかったのですが、豊橋に着いたのはすでに17時前でして、それから電車で名古屋に行き地下鉄を乗り継いで…などと考えていたら、時間が足りないということを発見しまして、急遽取りやめ。豊橋で少しぶらぶらしてから名古屋に向かいました。

名古屋に着き、お昼前に食べてからなにも口に入れてなかったので弁当やお酒を買い、あ、そうそう頼まれていた外郎をと、キオスクへ。それからバス乗り場へと向かいました。

熊本行き夜行バス

乗り場は帰省客であろう人たちで混雑していました。中には田原工場で見たことのある人もいました。半分、いや3分の2ぐらいの人がトヨタや三菱の自動車関連の期間工や派遣社員なんだろうと思いました。若い人もいれば、50を過ぎているであろう人もいました。バス乗り場に来ると、そこには故郷の気配が少ししました。それぞれが故郷を想い、家族や恋人のことを想い、ただ時間が早く過ぎることを願っているように感じました。その想いだけが、きっと、ボクたちを支えてきたものだったのでしょう。

聖地へ、そんなことを考えました。長距離の帰省バスがそう感じさせたのでしょう。五体倒地を繰り返しカイラス山へ向かうチベット教の宗徒のように、新幹線や飛行機ではないということが、その思いを強くしているように思いました。いえ、バスで帰るということは、そういうことなのでしょう。

夜がいくのを待つ、そんな時間が過ぎていきました。少し興奮もしていたのでしょう、少しウトウトしては時計を見る。その繰り返し。

夜行バスの夜明け

闇が薄紫の風景と変わる頃、窓際の人は少しカーテンを開けて外を伺う。そこには見慣れた風景があったのかもしれません。そうではなかったにしろ、想いを感じる形があったのかもしれません。ボクは反対車線を走る車のナンバーに「帰ってきた」ということを実感しました。

そうして風景は完全に見慣れたものへと変化しました。そこいらに思い出が転がっていました。前に見た時と少し変わっているように感じました。それは木々の緑のせいなのかもしれません。バス停に着くと豊田に行った日のことが思い出されました。そんなに昔のことではないのですが、それはもう何年も前のことのように感じました。

バスを降りると、それからまたバスに乗る人、駅に向かう人、歩いて市街地方面へ向かう人、ベンチに座ってタバコを吸う人、電話する人…。少し恥ずかしそうに故郷の地面を踏みしめているように感じました。ボクはそこいらを少し歩いて家に向かいました。早朝の空気は少し濡れていて、確かに田原のものとは違っていました。それがなぜだかは分かりません。

自宅の古いパソコンを引っ張り出して更新しています。写真は後日田原に戻ってから載せようと思っています。

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不知火号 – Wikipedia

田原市ぐるりんバス 2006年当時は帰省バスとして臨時便もでていました

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