レスサスのリコール

リコールの届出について

詳細は上記国土交通省のサイトに出ていますが、約11000台が対象になりました。ユーザーへの対応はどうだったのでしょうか。平成17年7月から同12月までに製造された6型式4車種なのですが、幸いにも事故が起きていなくて良かったです。

工場では各工程ごとに品質保証をしていて、前にも書きましたが、面検査を一枚一枚行い、ボディにどんな小さな傷や凸凹もないものを後工程に送るというのもそのひとつです。

ボディの検査というのは車体部のプレス課、ボデー課、製造部の塗装課が主に行うと思います。(出荷されるまで、そしてお客様に渡されるまで検査は続けられるのですが)各パーツ毎の検査、溶接されて部品となっての検査、その部品を加工後の検査(例えばドアやフードのヘミング加工後)、そしてそれらが組み付けられて塗装課に行く前の検査、塗装課に行ってからは塗装課の各工程、前処理、下塗り、中塗り、上塗りそれぞれで検査が行われます。

見える部分だけに行われているわけではありません。全ての部分を見て、そして触って不良品はないかと検査しています。それにはやはり人間の目と手が一番の道具だと思います。微妙な凸凹や鉄板の歪、塗装の色むらなどは恐らく機械では不可能ではないかと思います。いえ可能かもしれませんが、ボクたちに与えられた検査時間内(それは僅か数秒なのですが)では無理かもしれません。(セットしたりする時間が必要になりますから)

今回の問題になった箇所は、どういった検査を行っていたのか分かりませんが、もうすでに対策が採られて、全車に対してより慎重な検査が行われていると思います。というかこの部分は外注品だと思いますから、なんだかメーカーさんもかわいそうだと思ったのですが…。

さて、連休になりました。ボクはお昼ごろのぐるりんバスで田原駅に行き、豊橋経由名古屋で帰省します。

田原駅近く、木の枝から見える太陽

2件のコメント

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    こんにちは。
    どうもありがとうございます。
    どうして期間工なのか、というのはやはり人それぞれ
    少し違うと思います。
    ボクが期間工になった理由というのは、長くなるので
    今晩でも書いてみたいと思います。
    また、無責任なことをできるほどトヨタの工場で働くということは
    簡単なものでもないような気がします。

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    t-kikanさんへ あなたのホームページをはじめて訪れました。期間工ってどんな気持ちで働いているのか?どうして就職しないのか?社会や会社に忠誠(貢献)しない生き方って?と思いながら、読ませてもらいました。胸が熱くなりました。涙が出ました。自分がすごくちっぽけな人間だと!固定観念で今まで何人の人と付き合い、真剣に接していない自分が恥ずかしくなりました。貴方と出会えて、GW明け自分が先ず何をしなければならないかが一つ分かった気がします。本当にありがとうございました。お仕事頑張ってください。体の関節が痛くなってきたら、必ず上司に相談してください。

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