少し前（7月31日ですね）のATU（全トヨタ労働組合）のブログに「期間従業員・派遣社員のみなさんへ」という記事があり、期間従業員・派遣社員の年休と言われる年次有給休暇の問題を扱われていましたが、実態はどのなっているんでしょうね。ボクも有給休暇を取れる権利があるので、このブログには書きませんでしたが、すでに取りました。

準備万端（田原祭り）

ま、権利があると言ってもなかなか言い出せないもので、ボクの場合もGLから打診があり年休を取ったという感じです。半年過ぎたから「さあ、どうだ、年休くれよ」なんて言う人がいるかどうかは分かりませんし、職場としても予定があるでしょうから、やはり上司から話があるのを待っているという人が多いのではないかと思います。

それにボクもそうですが、「満了日までに何が起きるか分からないから、そのために何日か取っておく」なんて考えている人も多いと思います。それまでの半年間に何も起こらなかったし、これからもその「何かが」起こる可能性と言うものは低いと思うのですが、身体に染み付いた貧乏性のせいか「とりあえずキープ」なんて考えてしまいますよね。ま、それでも風邪をひいて動けないという状況になったときには、年休を使って休むということも出来るでしょうからね。

期間工の辛いところは、休んだらその月の満了金や慰労金がなくなるというところですから、やはり有給休暇取得資格があるということは、それだけでも精神的に安心できるというものだと思います。満了金や慰労金の条件「無遅刻、無早退、無欠勤」というのも、せめて病欠のときは医師の診断書があれば休めるようにしてくれるといいのですが、この条件があるために少々無理してでも出勤してしまいますよね。これが「優遇されている」と言われる満了金・慰労金システムですが、実はこれがあるために身の危険をおかしてまでまでも出勤してしまう人もいるという、手かせ足かせシステムになっているようにも感じます。

ま、それに一部期間従業員の中には年休で休むよりも、出勤したほうがお金になるということで、休まない人もいるそうですね。確かに手当や残業代なんてのを考えると、休んで日給貰うよりもお得かもしれないですね。休んでも寮でゴロゴロしているだけなんですから…。そういう声も年休カットを後押ししているのではないかと思うのですが、ま、それは本人の意思だからしかたないことなんでしょうが…。

「全トヨタ労働組合（全ト・ユニオン）はこれらの問題解決に積極的に取り組みます。」と言って2ヶ月…。なんか取り組んでいただいたのでしょうか？:-P