雨に打たれて

九州での豪雨が伝えられていますけれど、こちらもこの一週間は雨ばかり。昨夜も仕事が終わった頃には激しい雨足に。ロッカーからバス停まで行く間にずぶ濡れになってしまいました。トヨタのリコール隠しの問題について…。

熊本県警が立件したリコール隠し

熊本では床下浸水の被害もあったとかで、今後被害が拡がらなければ良いのですが。その熊本県警が立件したトヨタのリコール隠し問題ですが、「(大きな力のかかる)限られた条件で起きており、リコールが必要との判断ではない」と主張し、県警に反論したそうですね。

トヨタ、リコール放置 情報開示のずさん: J-CAST ニュース【全文表示】

限られた条件とは

その「(大きな力のかかる)限られた条件」ですが、2004年のリコール情報によると

ハンドルの据え切り操作等の操舵力が高くなる使用を頻繁に長期間続けると亀裂が生じるものがあります

この、据え切りのことで、停車したままハンドルを廻すことを言うようです。


雷電神社の鬼瓦には「鳴」の文字が

しかし、ハイラックスが4WDのオフロード車です。その「限られた条件」の頻度は、カローラなどの乗用車と比較して頻度が高くなるはずです。

それに据え切りという運転操作は特に限られた条件でもないように思われます。昔ですと、少し動かしながらハンドル操作をしなければ重くて動かないということもありましたが、現在のようにほぼ全車にパワーステアリングが装備されている状況では、据え切りは簡単に出来ますし、「頻繁に長時間続ける」ことも予想できたはずだと思います。

それによって2004年にリコールをしたのですが、そして当時(96年)当該部品の強度を上げるということを行なっているのですから、認識できなかったというのも、どうも消費者としては納得のいかない反論のようにも感じられます。

雨降って地固まるのか。トヨタにとって正念場のようにも思われます。

雨が降ると涼しくて良いのですが、各地での被害を考えると、喜んでもいられないですね。

トヨタ「リコール」拡大のワケタイトルの内容を特ダネでやっていたのだけれど、その理由として 1、コストダウンのための部品の共通化 2、急速な世界進出のための人材不足 3、増える現地生産 をあげている。要するに…
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トヨタ「リコール」拡大のワケ

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