すべての期間従業員は…

「すべてのトヨタ従業員は善人である」ということでもなく、中にはとんでもない人もいたり。このブログを読んでいると、トヨタ従業員礼賛のようでもあるのですが、やはりどこの世界も同じで、工場や寮においてもいろいろな事件は起こっています。


雷電神社鳥居から見える笠山

寮の中での盗難事件は相変わらずあるようですし、下足箱の靴なんかの盗難もあるそうです。そういえば、研修期間に使った聖心清風寮においても、浴場の更衣室でジーンズを盗まれた人がいました。同じ日に入社した期間従業員か、寮にすんでいる人(正社員と期間従業員)が犯人なのでしょう。

先日聞いた驚くべき事件は、工場の男子小便器に大便をしていたというものです。しかし、仕切りのない小便器にズボンを脱ぎ、パンツを下ろして、お尻を突き出して用を足す…なんて、出来るのかしら。てか、スリリング?

バスの中でのマナーの悪い人や、煙草やゴミのポイ捨てをする人もいます。大声で話す人、中には他人越しに話す人もいますね。大股開けて座っている人、窓際に座ったということがそんなに偉いことなんでしょうか、と思う時があります。汚い作業着のままでバスに乗る人なんてのはかなりの数います。ミマスで買い物して、中身のパンを食べて雑誌を読む、レジ袋はポイ。そのレジ袋が隣の人の足に引っかかっても知らん顔なんて最悪な人もいます。

それでも、みんな我慢しているのでしょう、喧嘩なんてのを見たことありません。そんなことがストレスになって蓄積されて、小便器に大便、てなことになるのかもしれませんね。靴の盗難になるのかもしれませんね。

これだけ野郎が多いのに、なぜかみんな静かですもんね。野郎が多いというか野郎ばかりなので、毎日どこかで喧嘩があって、けが人が出るというようなこともありそうなものですが…。

雨に打たれてバスに乗り込む人たちの姿を見ていると、疲れ果てて喧嘩する体力も使い果たしてしまったようにも思います。「とんでもない人」なんて書きましたが、イタズラやポイ捨て、非常識、マナー違反ぐらいで、それほど「とんでもない人」でもないようですね。

慢性的な疲労が「とんでもないこと」を起こす体力や思考力を奪っているのかもしれませんね。慢性的な疲労だけではなくて、無事満了というのもあるのでしょう。嫌なことがあっても、死んだふりそとけば良いだけのことですからね。

そういった意味では、ボクたちは去勢されてしまっているのではないかと思ったのです。

4件のコメント

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    こんにちは。
    やっと晴れましたね。でも、ゴロゴロしています。豊橋では花火があるとかで、ここから見えるかもしれないし、笠山に行ったら見えるだろうと、考えています。
    身体は…どうもかかとが痛くて、またバンテリンの消費量が増えました。へんな歩き方というか、着地をしているんでしょうね。痛くならないですか?膝の痛みはなくなりました。これは、きっと体重が減ったので、膝への負担も減ったと思っています。
    そうですね。掃除してくれている人たちには、その通り感謝ですね。見ているとダストシューターのゴミは、ひとつひとつ仕分けしているのですね。それで、カップ麺なんかの容器は水洗いして、資源ごみとして出しているようです。
    捨てるほうはなんでもかんでも同じにして、ポイですが。それを見ると、ま、できるだけカップ麺の容器やトレー類は仕分けして捨てようと思いました。日曜日一日来ないだけで、かなり汚れましすよね。う~ん。
    そうですよね。ライン終わったら、そっこうロッカー、バス停ですもんね。不良品が前工程で出ても、知らん顔して帰りますものね。週休二日に年休まであるし。
    そうやって考えることが出来るかが、延長できるか、そしてシニアになれるかという境目かもしれないですね。お金だけだけが目的だと、難しいかもしれませんね。
    今、ふと思ったのですが、シニアさんのようにシニア経験者の人は、次回はかなり優遇されるようになって、3年を10回して期間工として定年を迎える人も出てくるのではないかと。その時は退職金制度も出来ていて、ほぼ正社員と同じぐらいの待遇で定年を迎えられるというようになるかもと、考えたりしていますが、そうは甘くないかなあ。

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    こんにちは。
    レクサスラインはタクトがかわったそうですね。体のほうは慣れましたか?
    寮でいつも思うのは、掃除のおばちゃんには感謝しないといけないということでしょうか。
    階段や廊下でリバースあり、仕分けされていないごみ、大便の便器からのはみ出し・・・
    掃除する人がいなかったらぞっとしますね。
    7時間半の単なる運動、ライン中は考え事がたくさんできる、作業終了後はさっさと帰れてプライベート時間たくさんある、ライン作業だけで書き物なし、仕事の持ち帰りなし、寮費・光熱費・備品貸し出し無料、スケールメリットによる健康保険・厚生年金格安・・・
    正社員してるとありえない条件なのですが、逆に言うとぬるま湯・去勢・隔離状態で満了後の社会復帰ができなくなってしまうというのが最大の恐ろしさと思っています。
    愚痴を言っても現実は変わらないし、悪い事スパイラルにはまってしまうので、毎日いいことやメリット・感謝することを考えるようにすると違う世界が観えてくるのではないでしょうか。

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    おはようございます。
    熊本では床下浸水もあったそうで、これからもまだ降り続くそうで、気をつけてくださいね。
    「自ら無駄な勢いを省く」んでしょうね。その頑張ると言うことも省く人もいるようです。愚痴ばかり言う人もいますよね。愚痴というか会社や社員の悪口ですよね。「そんなに嫌なら辞めりゃいいじゃなえかよ~」と思ってしまうときもあります。
    「満了まで、満了まで」呪文のように聞こえるのですが、働くということは、「おとなしくしとく」ということも必要なのかなあ~とも思っていますが、仕事のことで自分が正しいと思ったなら、とことんやりあって、それでも聞いてくれないのなら…やはりそこまで出来ないか。
    やっぱりボク自身も我慢しているときが多いのも事実ですね。でも、まあ、愚痴や悪口は言わないようにとは思っています。
    我慢できなくて辞めて(ボクもそうですが)、期間工に来た人もいるでしょうから、きっと、またそうはなりたくないというのもあるのかもしれないですね。

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    去勢…いやな響きですね。生きものとしての勢いを欠いているような…。
    たしかに、体の疲れは色んなやる気を削ぐことがありますね。でも、気力で疲れを軽く感じることもできると思います。
    期間工より長時間働いて、紙の仕事もこなした後でも、いきいきとした顔で「おつかれさん」と言う社員を何人も見ました。
     仕事が好きだと、顔に書いてあるような。飲みに行ったら、つい仕事の事を熱く語るような、そんな社員の人が周りにいたことで、私の仕事に対するやる気が、削がれずに満了まで持続できたんだと思います。
    満了までだから…と言うコトバは、いろいろな我慢をするときにも使いますが、「頑張ってもどうせ満了まで」と思うことで、自ら無駄な勢いを省いてしまうのが、期間従業員の去勢の実態ではないかな…なんて思います。
    九州地方、昨日は大雨でした。車窓から見る水田がとても綺麗です。

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