とりあえずリコールにしとけ

またリコールが出ましたね。ヴィッツ、カローラなど12車種と、ダイナ、トヨエース4WD車の一部が19日よりリコールを開始しました。詳細はトヨタのウェブサイトで。http://toyota.jp/recall/index.html

また日付が変わった今日入った情報では、アメリカでは、プリウスなど4車種40万台のリコールだとか。
トヨタ、40万台リコール 米国でプリウスなど4車種 [CHUNICHI WEB PRESS]

 

ダイナ、トヨエース4WD車

 

ヴィッツ、カローラなど12車種

 

「またまた」という感じですが、タイトルの通り「とりあえずリコールにしとけ」という感じがもします。先日の熊本でのハイラックスのリコール隠し問題もありりますから、事故や故障の原因になりそうなものはリコールするということなのでしょう。

「最悪の場合、コネクタの接続がずれて導通不良となり、エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがあります。」とありますが、こうなった事例があったわけではないのかもしれませんし、このような最悪の可能性というのも、かなり可能性が低いようにも思います。

最悪の場合を考えて、その可能性がある限り、そしてそれを認識した時点ですぐにリコールをするのが企業倫理なのでしょうが、それが出来ていなかった企業が20人もの死者を出して、やっと親子揃って謝罪会見しました。

トヨタの経営陣にはとって、パロマの謝罪会見は、自社の将来とだぶって見えたのかもしれません。近い将来(現渡辺社長の後と言われていますが)、トヨタ自動車も創業家の豊田章男副社長が社長に就任して大政奉還が行なわれるということです。

そしてこの悲願の日に、造反するものが現れて、「あの不具合に関しては認識していました」と言うかもしれません。そして豊田章一郎名誉会長・章男社長揃って謝罪会見するということにでもなれば……。

そのことはどんな手を使ってでも避けたいのでしょう。いかに巨額が必要になろうとも。それが今回のリコールなのかもしれません。今回の、そして、次の。まだまだリコールは出るのだろうと思っています。「またまた」ではなくて、これは来る日に備えての、浄血なのでしょう。

そして新社長就任後にはリコールはなくなり、経営は上昇を続けます。そのためには、今、最悪を作り出す必要があると思います。結果がすべてですから、その結果によって反対勢力は沈黙しますし、新社長の地位も固まってくるということになるのでしょう。

5件のコメント

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    とりあえずくそ奥田氏ね。そしたらトヨタも日本も
    良くなるw。 

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    おはようございます。
    トヨタの経営戦略というのは、そうところがあるのでしょうね。ロシアの問題にしてもしかりですから。
    ただ、現場の人たちは、世界一の車を造るということを考えていますし、そこには日本の経済をリードしているということや、それはこの国のためという自負もあると思うのですよ。それは、GL(グりープリーダー)や上司の「日本人としての物造り」という言葉からも感じ取れますから。
    世界が相手になると、やはり愛国心の萌芽はあると思います。ワールドカップのようにオリンピックのように。
    経営陣にはトヨタという世界が唯一のものになっているのかもしれませんから、政治より前に出すぎるという事態も起こるのかもしれませんね。
    また、ボクたちにとっては、そのトヨタの問題というよりも、働く場所を与えてもらっているので、それはそれで「ありがたいこと」だと思っています。出稼ぎ労働者、期間工にとっては、政治や経済よりも飯ですから。一部にはそういったトヨタのやり方に対して、期間工としてくることを躊躇する人もいるのも確かです。しかし、食うためということと、国民の義務を果たすということで、相殺しているのかもしれないです。
    それよりなにより、「家族愛」というものが、出稼ぎ労働者や期間工を動かすなによりものもののように思っています。そしてそれがこのブログのテーマですから。
    ボクも、失礼ですが、combiさんと近い考えを持っていると思います。そして、自分の愛するものを守ることができるかどうかが、まず初めにあるような気がします。

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    まさか、早速返答記入があるとは思いませんでした。
    中国への進出が遅れていたのは事実ですが、これは、戦前戦中の中国大陸での生活をしたことのある人なら、誰でも躊躇するはずなのですが、この、売国前会長は、単に、商売の相手としか考えてなかったのが失敗の始まりです。
    あせるあまり、日本のコネを使って中国の高官に接触したのはいいが、しっかりとキンタマを握られたわけです、故人となった元ポマード首相のように・・・。
    さらに、CMでは人民解放軍のトラックを自社製品(プラドかな?)で引っ張って、政府高官を激怒させたことも有名です。
    結局、中国の反日政策にうまく乗せられた結果なんでしょうが、それにしてもひどすぎますね。
    グループそろって売国にいそしんでいますからね。
    いまや、
    「売国グループ・トヨタグループ」
    になってしまっていますから・・・。
    いくら儲けようとも、結果的に完成車メーカー・発注者の立場を利用して強権をひけらかして仕事を買い叩き、自分達だけが儲ける仕組みを作り上げたのですから、まさに、ヤクザと同じになってしまっていますしね。
    利益1兆円超なんて、下請けと労働者から搾り取った結果でしょう。
    世界から見れば、トヨタなんて、極東の1自動車メーカーで、文化も何もないということで、あざ笑われていますよ。
    欧州自動車工業会からの、「特に理由はないが、加盟申請は却下」 されたことからも良くわかります。
    10年以上経って築かれてしまった、売国イズムは、そう簡単には後戻りできないでしょう。
    売国イズムに対してのイエスマンしか出世できなかったわけですから、反対勢力はくちくされているでしょうし、さらに、この会社には、「愛国」 という単語は死語になってますんで・・・。

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    こんばんは。
    ま、奥田会長はフィリピン工場にいるときに、豊田英二名誉会長に拾われたそうなので、豊田家には恩がありましから、それぐらいのことは(人身御供)するのではないかという予想です。また常に豊田家の重みを強調していますから、これはもう大政奉還へのシナリオと考えるほうが…。
    そうですね、奥田さんの中国よりの論調はすこし疑問もありますし、現御手洗会長(経済連)の「愛国心なんくして経済発展はない」というほうが、すっきしているかもしれませんね。国より経済(トヨタ)というのが、中国問題での奥田さんの見え隠れするところですものね。ま、トヨタが中国で出遅れたということが原因だと考えたりしますが。
    ま、あまりにも政治的すぎたというのが嫌われた原因なのかもしれないですね。それに勝谷誠彦さんの言うように「誇りも義も捨てた」結果なのかもしれませんね。
    国内販売に関しては
    http://www.asahi.com/business/update/0722/006.html?ref=rss
    の記事のように、LS発売にかなりの期待感があるようです。どうもその期待感で、それほど問題は深刻化、というか、現場は何がなんだかというような状況だと思います。
    現渡辺社長は傀儡という噂もあったり…。奥田-張-豊田なのでしょうね。

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    現在を最悪にするために、現社長が人身御供状態になるわけですか?
    それはいくらなんでもないでしょう。
    まぁ、現在の状況を作り出した売国にいそしんで忙しい張本人は、会長職から絶妙のタイミングで離れたようですがね。
    ただ、トヨタという会社は、広告費という、いわゆる口止め料を全マスコミにバラ撒いているわけですから、三菱の時のようにマスコミが狂喜乱舞状態ではないですよね。
    (車両火災があれば、記者が砂糖に群がる蟻のように集まり、トヨタ車だったら蜘蛛の子を散らすように帰っていったというのは有名です・・・。)
    でも、ここまで話が大きくなったら、いかに政・財・闇・マスコミに通じた売国奴・奥田コネクションとはいえども、押えきれないようですが、テンションは低いままですね。
    それにしても、大政奉還前に、取り返しのつかなくなることをしてしまいましたね、この売国奴・奥田は・・・。
    いまごろ、創業家は人選を誤ったと後悔しているでしょうが、遅すぎますね。
    自分達が儲けるために、法律(派遣業務に関する法律)まで変えさせたくらいですからね、その結果、熟練工が減って、慣れない素人工が不良を出荷につなげてしまっているわけですし・・・。
    それにしても、いまだにそんなに生産しているとは驚きです。在庫は溜まっていませんか?
    ついでに、アメリカでも、かなり頑張って隠していた問題が、まとめて噴出しているようですね。やはり、売国奴・奥田体制からおかしくなったようですが、どう思いますか?

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