他人の痛み

暇なので…。
家にコーヒーの木があって、順が面倒を見てくれています。このコーヒーの木は種から植えたもの、いわゆる実生(みしょう)です。ボクがある港町に住んでいた頃に近くのレストランの娘さんから頂いた2粒の種を植えて、それが今は1メートルほどの大きさになりました。

真ちゃんが入院した病院の壁画、手術前に写したのだけれど…
そのレストランには2メートルを越える親木があって、花が咲き実を着けていました。それまで何度かコーヒーの木を買ってきては枯らしていたボクとしては、その奇跡的な大きさにとても羨ましく思って、いつもその娘さんに「くれよ~」なんてせがんでいたのです。考えると、市販の小さいポットに植えられたコーヒーの木は、多分挿し木で育てたもので、成長し難いのではないかと思うのです。実生ですと、親木が実をつけるまで大きくなったという実績がありますから、かなりの確率で、子供も大きくなるのではないかと思っているのです。
その通りに、大きくなっているのですが、種の時にHB101という成育剤に浸けて…それで浸けていたのを忘れていて、どうも、腐りかけていたようで、それでも、植えるとすぐに芽が出たのですが、その時に成育障害が出たのではないかと、大きくなっているのですが順調でもない育ち方に、そのようなことを思っているのです。
ボクは、かなり植物栽培が好きで、ある植物をかなり研究したことがあるのです。花や実を着けない原因は、その植物の開花する条件を満たしていないことが多いです。例えば短日植物などは、部屋の中で育てると花が咲かない(咲きにくい)ですし、光のほかに温度なんてのも関係しているので、過保護すぎるとかえって咲かないという場合があります。
要するに、どのような状態にあろうと、植物というのは微妙な変化を感じているということなんです。短日や長日を感じて、温度を分かるんです。恐らく、植物の内部ではもっときめ細かいデータを分析する力があって、その力によって花を咲かせたり実を着けたり、あるいは気根を出して枯れれるのを防いだり…。
ところが、そんな植物を電飾で飾り付けて、イルミネーションなんて言って、綺麗だ綺麗だと言う人がいますが、あれはどうも悪趣味でしかないように思いますし、生きている植物の休眠を妨害して、それどころか痛めつけているように思うのですよ。
そのイルミネーションを見て「綺麗だね」なんて言ってる男のセンスの悪さみたいなものを、ボクはどうも感じてしまうのです。生きているものじゃなきゃかまわないですよ。家とかフェンスとかね。でもね、植物を電飾でグルグル巻きにするのはいかがなもんかと、思うのです。
ああ、そりゃボクだって、子供の頃は、そして大人になってもたまに、木の登って遊んだりしましたよ。でもね、どうも、それとこれとは違うような気がするんです。あの女の人の上に刺身を盛り付ける、裸体盛りっていうんですか、あれぐらいの趣味の悪さを感じるのは…ボクだけじゃないはずだと思っているのですが?

2件のコメント

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    今井Kさん、こんばんは
    あははは、ま、たまに登るって…、ま、男は簡単に登れるのですが、女の人はどうなんだろ?
    えっと、その刺身とか、なんとか酒なんてのもあるらしくて、やっぱりそれはそれで、考えるヤツってのは、かなり疲れていて本音が出てしまったのかなあ~、なんて。
    えっと、最後の土曜出勤だったのですよね。なんだか疲れると、金より休みなんて思いますよねえ。残業もいらないとか。

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    僕も女性に刺身を盛りつけて
    綺麗だ美味しそうだって言うのは悪趣味だと思います。
    あ、でも
    大人になってもたまに、登って遊んだりしたいです。
    ゲフゲフゲフごめんなさい、6日出勤で疲れて本音が・・・

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