豊橋祇園祭

豊橋市吉田神社の祇園祭が始りましたね。今日行なわれた手筒花火は発祥の地ということもあってか、吉田神社境内、足の踏み場もないほどの人。境内ですから、それ程広くもないので、やはり人で溢れてしまうのでしょう。
ここの花火は、製作から打ち上げまで氏子自らが行なうそうで、そして手筒ですから腕に抱えての点火なのでかなり危険で、そして熱いのだろうと。「無我の境地」になるのでしょうね。

18時45分からでしたので、1時間前には吉田神社に着いて、参拝なんかして…。でも、もう良い場所はアマチュアカメラマンが場所を取っていました。そして花火が始ると、もうその場所を占領することは当然の権利のような感じで、狭い場所に三脚、それに椅子。
カメラマンが多くなりましたね。ま、携帯電話にもカメラが付いているので、一億総カメラマン時代ともいえるのだろうと。それにデジカメの登場とカメラの進歩。気の弱いボクなどは、後ろの方からこっそり写すというようなことしか出来ないで…。
なんだか人酔いしてきて、そして、写真撮影というのも、えっと、ま、あれだけのカメラマンがいると、「なにしてんだろう、オレ」みたいな感じになって、ちょっと嫌な感じに…。花火を見るということではなくなっているのも、なんだか妙な感じで…。
そうなると気持ちも萎えてきて、すぐに神社を後にしたのです。豊橋駅まで歩いていきながら、気持ちはどんどん落ち込むばかりで。
こんなときに携帯電話なんか持っていると、少しばかりは救われるのかなあ、なんて考えていました。相変わらずボクは、携帯電話を持っていなくて、歩くときはひたすら歩いていて、そして、なにかが気持ちを占拠すると、それを引きずるだけひきずっていて…。
考えてもしかたないことはしかたないのだけれど…。
ああ、花火、あれは凄かったです。手筒ってのを始めてみたし、あんなに上まで火花が上がるとも、そしてあれほどの大きな音が出るとも思っていなかったので。あれはすごいよ。もう来年は見ることもないのだろうと、思っています。てことは、最初で最後の……。そう考えると、またひとつ悲しみが増えたのだろうか。
さてと、明日は、アレですね。

5件のコメント

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    しおまる@豊橋さん、こんばんは。
    ええ、そんな距離でしたよ。ボクは、ちょうど松の木が間にあったので、その隙間からしか撮影もできませんでしたが、参道側に居た人たちは、それこそ、砂かぶりじゃなくて、花火かぶりって感じだったのでしょうね。
    そういった、特権ってのは、そして規制緩和みたいのは、良いですよね。
    そう言えば豊橋に、実は昔来たことがあったらしくて、今、それがどこか調べてもらってるんです。大きな寺で、そこで、座禅訓練をしたのですよ。二泊三日という日程で…。
    ま、そういう意味では、なにか縁みたいなものがあるのかなあ、って思っています。

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    吉田神社の手筒は特別で、普通の手筒は法律で保安距離をとらなくてはならないため間近では見られません。聞いた話では、吉田神社の手筒は見る人も火の粉を浴びるような距離だとか。法律ができる前からやっているから、一種の特権ですね。

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    こんにちは。
    雨ですね。花火大会はあるのでしょうか。
    >スガキヤ麺太郎さんへ
    #お名前が良いですねえ。
    そうそう、豊川でも田原でも、そして炎の祭典もありますよね。これだとSS席でゆっくり見ることが出来るのかな。
    吉田神社は、ボクを含めたカメラマンが…。子供とかお年寄りとかがなんだかカワイソウで、ま、ボクがいなくなることで、少しはスペースが空くということで、退散したということです。てか、押されて踏まれて痛かったのも…。
    来年は、ま、どうなることやら…。
    豊川稲荷はこんな雨の日の方が似合ってると思ってるんですが…。
    >しおまる@豊橋さんへ
    ええ、想像以上の迫力で…。あの距離であの炎と音は、カメラを落としそうになったし、ちびってしまいそうな…。あれはすごいですねえ。それに花火師じゃなくて、普通の人が造って、そして上げるってのに、かなり感動しました。そのために火薬取扱の免許も取るのだろうし。
    確かに、命掛けの奉納って感じでした。神社前の奉納は、接近してて、見るほうも怖かったなあ。あの距離はスゴイです。

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    手筒いかがでした?迫力あったでしょう。わたしも町のお祭りであげたことはあるのですが、実はまだ吉田神社の手筒を見たことがありません。火薬の量からして「遊び」でできるレベルではないですよ。

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    そんな事いわずに来年は観光で見に来てくださいよ。
    豊川の手筒もよろしく!

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