組合員化　トヨタってけっこう自由なんだよね（３）

期間従業員を組合員化したり、しなかったり。それにシニア期間従業員には待遇改善を組合を通じて会社に求めても、1年未満の期間従業員は「そんなの関係ねえ」って無視したり。

トヨタってけっこう自由なんだよね、期間従業員を使うことに関しても…。

組合員化しない自由

これだけ期間従業員がいて、もうトヨタの生産には欠かせない状況になっていたとしても、労働組合はボクたちを仲間に入れてくれない。組合員化の話が出たとしても上にも書いたように「1年未満は除外」、つまり、シニア期間工しか組合員にはさせないぞ、という自由な発想なのだ…

それで、仲間であるボクたちの賃上げも「関係ねえ」なんて、それは非情すぎないか、と思ったりする。

まあ、それでも半年のために組合費を毎月数千円搾取、いや、徴収されてもなあ、なんて考えると、非組合員のほうが自由か、なんて考えたりもする。

まあ、それでも、今のこの状況を、期間従業員の不自由さを、改善してもらいたいとは思う。そのためには、期間従業員組合を、なんて考えたところで、そうなると期間延長はできなかったり、キツイ職場に転換させられたり、するのだろうなあ…

まあ、これだけの数の期間従業員のことを考えない、それも自由なんだろうし、ボクたちが不幸になることを想像しないのも自由なんだろうし、そんな差別をするのも格差を容認するのもいじめるのも、自由なんだろね。

トヨタってけっこう自由なんだよねシリーズ、これにて終了です。組合員化の話が出ていますが、どうなんでしょうね…。