NHKスペシャル「20年目のB'z」見た?

「メガヒットの秘密 ~20年目のB’z~」というタイトルだったけれど、一言で感想を、と言われると・・・。
「Made in Japan」は製造業の現場では死んだけれど、B’zの音楽に残った、と感じた。
例えば、松本さんが何度も口にした「quality」と、それを永遠と言う言葉を適応したくなるほど求める姿、できあがる「製品」(と言う表現を使っていたね)へのこだわり、そして稲葉さんの「ボクは、アーティストでもなく、ミュージシャンでもなくB’zの一員」という言葉と、喉をひたすらにいたわる姿、なんてのは、会社というものがまだ家族だった頃、ひとつひとつの製品の出来にこだわって、世界一の品質「Made in Japan」の姿を感じた。
妥協しない、ということ、それは決して流れ作業や大量生産ではできないことだろうし、納得するまでやるということには大量の時間が必要だし、それには無駄ということも必要になる。コスト意識があっては良質な物ができないということ。
そして、人や道具を大切にする、という本来の会社の姿を、稲葉さんの「ストイックさ」で体現しているように、ボクには感じた。
松本さんは「職人」を意識していて、それを何度か口にしたのだけれど、日本の職人というのは、そういうきめ細かさと包容力、物や人に対する愛情、そして対極にある厳しさとかが、結果を追求するのではなくて過程の美しさを求める姿なのだろうと思った。そしてそのことを、番組は語りかけていたように思う。

えっと、ま、どこかの企業の社員教育の教材にしたいような番組だったね。するところもあるだろうけれど。

2件のコメント

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    Mさん、こんばんは。
    う~ん、さすがにって感じもしましたし、確かに「そこまで」という感じもしました。
    ま、年齢とともにそういった必要以上のケアってのは大切になってくるのでしょうね。20代の時は平気だっったのでしょうが、やはり40過ぎると、ね。
    確かに、それを見つけることは大切でしょうね。子供たちは親がどれだけ、見つけられる環境に置いてあげるかってのも大切でしょうし。

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    見ました。
    そして・・ストイックさに少し感動と嫌悪感。
    はまれると仕事も同じ成果が得られると思いました。
    ・・・なんでもいいのですはまるものは。

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