新型インフルエンザ
一昨日のNHK「ニュース9」は、意図的なんだろうけれど「日雇い派遣の原則禁止」「新型インフルエンザ流行時の厚労省発表ガイドライン」「メタボ犬」という順番だった。
おそらく、非正規雇用者の多くは、この意図的に配置されたニュースを見て「新型インフルエンザ待望論」なんてことが頭に浮かんだのではないかと思う。「戦争」よりはかなり現実的なこと、のようにも感じる。
社員の4割欠勤、病院業務中断も : YOMIURI ONLINE
経済活動を支える企業の従業員の欠勤率が40%に達すると、医薬品・病床数の不足や停電、銀行の現金自動預け払い機(ATM)が一時停止するなど様々な分野に支障がでる可能性を示した。
パンデミック状態(大流行)では、最大で3200万人が発症、64万人が死亡する可能性があるという政府試算なのだけれど、そうなるとガイドラインで求められているような企業の行動、例えば
(1)不要不急の業務を一時停止する
(2) 対面による会議を避け、出来るだけ電話会議やビデオ会議を利用する
(3)ラッシュ時の通勤を避け、時差通勤や在宅勤務を推進する
J-CASTニュース : 食料品が消え、ATMから現金が出ない 新型「風邪」で起きる未曾有の事態
なんてことは有名無実化して国中がパニック状態になるのではないかと思う。「一時停止する」のではなくて、業務が遂行できない状態になるのだろうし、家族がその「3200万人」の中に入る可能性も高いわけで、果たして電車に乗って会社まで行けるのだろうか、と、その前に電車が動くのか、なんて思ったりもする。
大流行はなにも日本だけということではなくて、世界規模でのことなのだろうから、そうなった時のこと、あるいはその後のこと、なんてのは、予想はできても、それがどれくらいの確率で的中するのかは、分からないのだから、「戦争待望論」や、この「新型インフルエンザ待望論」なんてのも、また非正規雇用者にとってのノアの方舟にはならないと思うのだけれど。
というよりも、ネットカフェなどは不特定多数の人が出入りする感染しやすい場所なのだから、64万人の中に入る可能性も高くなる、ということなのだろうと考える。ネットカフェだけではなくて、公共の施設に勤務している人たちも感染率は高くなるのだろうから、市役所は閉鎖され病院では医者も看護婦もいない、という状態もあり得る、という状態では、そして「普通」だったことが、たとえばスーパーには物がなくなり、ライフラインも停止して、なんてことになると、それが局地的な天災などとは違って、この国中で起こるとなると、「業務を一時停止する」というレベルではなくて、「国という機能が停止」して「人としての思考や行動も停止」するのだろうと思う。
戦争、あるいは、新型インフルエンザ渦後の大混乱に、この国の将来に希望とか夢という言葉はあるのだろうか、と思うのだけれど。今も絶望の淵にいるのならば、同じことなのかもしれないけれど、そしてそれが「待望論」と繋がっているのだろうけれど、おそらく非正規雇用者の多くは、その「3200万人」という大規模な人数を頭の片隅で計算して、「なんだオレたちと同じぐらいの割合じゃん」(労働者の35%と、人口の30%という「同じ」)と、「それが何か?」と、考えているのかもしれない。
そう思うことのほうが、問題なのだ。そう思う人が64万人よりも多い(と思うのだけれど)ということのほうが、この国にとって危険なことだということなのだけれど。もうこの国は新型格差のパンデミック状態にあって、多くは若者に感染するこのウイルスは、効果的なワクチンの開発もされることなく、厚労省から企業に対してのガイドラインも設けられることなく、見殺しにされている、ということなのだ。
「日雇い派遣」は悪か:J-CAST テレビウォッチ
この労働者派遣法(1986年施行)は当初、良好な派遣労働を目指し、専門知識を前提とする16業種に限りスタートした。通訳やシステムエンジニアなどで、賃金も高かった。
それがおかしくなったのは、元日本経営者団体連盟(日経連)のゴリ押しで99年に労働者派遣法が改正され、原則自由化になったことから。
改正いらい今日に至る10年程のあいだに、派遣労働者は320万人(2006年度)に達している。しかも雇用は不安定さを増し、賃金は低く抑えられたまま。ワーキングプアの原因とまで言われるようになった。
ダイエット成功の秘訣 メタボ犬に学べ:J-CAST テレビウォッチ
日本のイヌ、ネコの数は約2500万頭で、15歳以下の子ども1700万人よりはるかに多い。ペットフード会社の調査で、回答した獣医師の7割が、「メタボがふえている」と認めたという。
レクサス不振・・・
あたりまえですね。
何故? かがわからない???
日本なんて、どこに行っても人が走るところには一面まっ平らや山の中、なんてところはほとんどないですよ。
でもアメリカやカナダなんかは日常的にそういうところを走るんですよ。
24時間のサポート?
バカですか?
誰がそんなもんに何百万も出すんかいな?
すでにJAFがやってますやん。
同じ車に何百万も余分に出して受ける24時間サービスなら、JAFの年間数千円の会費でいいわけです。
マークXとISの差なんて、運転してても
「これ、レクサスやで」
なんて言われるまで差がわからんやろう。
レクサスのベース車が何か、消費者は知っている。
価格差もすぐわかる。
その価格差が消費者の価値と合致しない。
アメリカでレクサスが有名になったには訳がある。
トム・クルーズがレクサス車でエンコして販売ディーラーに電話をしたら、そこに運良く日本からの技術系社員の出張者がいたのだ。
当然、コイツはトム・クルーズ見たさに路上引取りについていった。
そしたら、たまたま簡単に走れるように出来る修理でコイツはさっさと直してしまった。
正規の修理はまた後日するということでヤツラは引き上げたのだが、この時トムは大感激!
「レクサスはエンコしたら日本からの技術者をよこしてくれる!」
トムほどの有名人が吹聴すると、その広告効果は何百万ドルにもなってしまう。
かくして、レクサスイメージはアメリカにおいてはどんどん膨れ上がっていったのであった。
また、レクサス車の売買で一件。
日本人留学生が、先輩が日本に永久帰国すると言うことでちょっと古めのレクサス車を1800ドルで買った。
結構故障がちだったらしいのだが、これがあるとき盗まれた。
アメリカは保険社会ですから、当然保険金が下りたわけですが・・・なんと3000ドル!
この被害者クン、
「盗まれたけど、儲かった」
と、すぐに次の車を買ったそうですが、3000ドルでレクサス車は古めのものも買えずにトヨタ車になったそうです。
と、まぁ、アメリカではレクサスはいいように話が膨らんでいるわけですね。
そういった口コミを無視した机の上の戦略プランだけで売ろう何座、100万年早いかも。
佐藤さん、おはようございます。
そうですね、必要だと考えている人もいるでしょうからね。
あまりにも企業都合で1日とかの使い切りにされてしまっている状況をどうにかしないとですね。それにピンはね率も高そうだし。
企業だけが儲かっている状態、たとえばある引越業者なんてのは日雇派遣法ができて1.5倍成長したそうですが、それが労働者に分配されていない、というとことが問題でしょうからね。
派遣会社よりは企業のほうが罪が重いと思っています。
日雇い派遣や有期雇用の問題は根深いと思います。
私は、一定レベルで認めてもある意味、認めてもいいと思う派なんですけど・・・・
条件
1・農業従事者や漁業従事者はどうしても農閑期や休漁期が有る為、その期間の収入確保の為。(本来は、国が保障するのがいいのだろけど)
2・会社倒産等でいきなり収入を失った人の為の緊急救済措置の為
3・イベント等(3日間限定とか)の短期間に限定されるもの
4・いわゆる、ピンハネの情報の完全公開および日当に対する交渉権を認める事。(ま、無理か。)
5・ある一定期間をすぎて本人が望めば、正規採用の機会を与えること、ただし、その前に、その期間が来るからと言って、解雇してはならない、と、法制化する。当然、罰則あり。(ま、これも、無理か。)
等々、あげたら、キリがないんですが・・・・
でも、やっぱり、非正規雇用の最低賃金もう少し上がらないと・・・・同じ仕事をしてるのだから。
ま、頭の悪い私の戯言と聞いてもらえば幸いです。
本当に、苦しんでいる人は、深刻なんでしょうけど。
すみません。m(__)m