少し前の出来事なのだけれど、まったくこの人は何様のつもりなんだろうか？
確かにテレビなどのマスコミはスポンサーでもっているのだろうけれど、それは逆にスポンサーもテレビという媒体（という神力）でもっているということもあるのだから、ギブアンドテイクという関係、持ちつ持たれつの関係が成立しているのだろうけれど、そのあたりを勘違いして「何様」になっている「裸の王様」のようで、少し微笑ましくもあるのだけれど…。

奥田・トヨタ相談役：「厚労省たたきは異常」「マスコミに報復も」　政府懇談会で発言 – 毎日ｊｐ(毎日新聞)
政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」座長の奥田碩（ひろし）・トヨタ自動車相談役は１２日、首相官邸で開かれた同懇談会の席上、テレビの年金報道などについて「厚労省たたきは異常な話。マスコミに報復してやろうか（と思う）。スポンサーを降りるとか」などと発言した。

広告による信憑性・信頼性というものは、いくらネットの時代だからと言ってまだ衰えているわけでもなくて、特にテレビCMの効果というのは大きいものがあると思う。そのあたりを分かっているからトヨタ自動車だって広告費に1000億円ほどをかけているのではないのか、と考えているのだけれど。
しかし最近は広告費も削減傾向にあって、「どうせ削減するのだから言いたいことは言っとくか」なんて、さすがトヨタ式、ムダのない行動なのかと思うと、さらにクスクスと笑ってしまうのだけれど。で、「広告費をカットしたのはマスコミへの報復」みたいに匂わせといて、「口止め」を行うつもりなのかもしれないと考えると、親父もボケたか、なんて笑ってしまう。
というか、恫喝の匂いもして、まったく自分の加齢臭にも気づかないのかと思うと、そろそろ引退したらどうなんだ、と誰か、例えば本家筋が言えばいいのだけれど、それさえ言えないトヨタ自動車というのは、とても古臭い…なんとも臭いのある会社だなあ、なんて考えたり…。
こういう思想がトヨタ自動車には蔓延していて「オレはトヨタに勤めてんだぞ」なんてのがいっぱいいるのかもしれないですね。

「(テレビ局の)編集権に経営者は介入できないといわれるけれども、本当はやり方がある」

もうこうなると脅しという臭いも…。
＃キナ臭い話はこれくらいにしとかないと……。

寺の通夜堂に泊めて頂いた。
早朝、一番に納経をする。静寂。
線香三本、「現在・過去・未来」「お大師様・先祖・自分」。
何ひとつ、自分だけの力で可能なことなどは、ない。