新グリーン税制


新優遇税制、ちょっと分かりにくいのでまとめてみました。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/green/gaiyou0804.pdf
国交省の「自動車グリーン税制について(概要)」を参考、引用しました。
自動車税のグリーン化及び自動車所得税の特例処置の対象は
排出ガス性能及び燃費性能を下記(1)~(3)の通り満たす普通自動車及び小型自動車又は、電気自動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車(軽自動車は除く)で、
『低排出ガス車認定制度(平成17年基準値)により低排出ガス車認定75%低減レベル(☆☆☆☆)を受けているもの』
かつ燃費基準を
(1)+25%以上達成している自動車
(2)+20%以上達成している自動車
(3)+15%以上達成している自動車
において下の図のような軽減措置が行われる。


このサイトに詳しく出ていますね。↓

Car-dealer.fan 新優遇税制-自動車購入シュミレーション
新車3月購入と4月購入の税額比較
4月1日、新優遇税制が可決していた場合に
時限措置期間3年間と通じて
新車を3月に購入した場合と4月購入の場合を
例を上げてシュミレーションしてみました。

この優遇税制と同時に、新車新規登録から11年を越えたディーゼル車、13年を超えたガソリン車、LPG車については10%自動車税を重くしています。

「自動車税のグリーン税制」は、自動車の排出ガスが環境に与える影響を考慮し、環境負荷の小さい自動車は税額を軽減し、逆に環境負荷の大きい自動車は税額を重くする制度です。

なんて言っていますが、どうなんでしょうね。グリーン、環境というよりも経済政策のような…。環境負荷の大きい自動車に重課するのならば、自然環境だけではなくて、雇用環境や地域環境に負荷の大きい企業にも重課するとか、車に乗らないボクなどには健康保険税を軽減するとか無料にするとか、あるいは温室ガスの排出量取引を個人のレベルまで引き下げるとかのほうが良いかなあ、なんて思っています。
で、
ランボルギーニ社、排出ガス規制「無視」を公言 | WIRED VISION
もありかなあ。

3件のコメント

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    combiさん、こんばんは。
    国によるエコ替えですからね。
    自動車産業がこの国を滅ぼすのだろうと。今回の雇用問題もそうですしね。
    で、今更就職斡旋とか言って、首切りの世論をかわそうとしている企業もあるし…。どうも目先のご都合主義ってのは、官民似たようなものかもしれませんね。

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    最後の文の
    「完了」 は 「官僚」 
    の誤変換です。
    失礼しました。

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    これこそ、買い替えへの強制を図る環境詐欺です。
    しかも、国がこの詐欺を奨励しています。
    皆さん、引っかかってはダメですよ。
    全てのものは生産時に環境負荷をかけているため、生産完了時は環境負荷は既にプラスなのです。
    ですから、買い換えて排出ガスを減らすことを考えるよりも、今あるものをいかに環境負荷をかけないように手入れをしながら長期間使うかということのほうが実際の環境負荷はトータルで軽減するはずです。
    しかし、それだと産業界が困るので大衆を騙して目先のエサで釣って買い替えを促進しているのです。
    新車への買い替えコストと、増額の税金分の差額がチャラになるのに、何年かかるんでしょうかね?
    ちなみに、私の知っている限り、車が古いと自動車税は下限を設けて安くなる国はありますが、高くなる国は日本しか知りません。
    まぁ、好きなようにいじられている一般大衆ですが、どこまで完了の御都合主義が続くか見ものです。

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