期間従業員の採用再開
景気対策が功を奏したのか小型車の販売が「回復しつつある」らしい。新型プリウスの発注台数も20万台を越えて、7月以降の発注については来年3月の工場出荷になるということで、エコカー減税もトヨタのディーラーの売上げもそしてエコということ自体もまだ架空のもの、先物取引みたいな状態で、実態として景気に反映されているのかどうかも分かりにくい。数字だけが存在して流通している。
トヨタ自動車もこれで一安心かと言ういうと、忙しいのは堤工場だけで、田原工場の2直化は9月かららしいし、それも第1製造部だけという状態で、田原氷河期はまだまだ続きそうなのだ。続きそうなのだけれどレクサスミニなんて小型ハイブリッド車を製造するかというと、それはないだろうから、しばらくは、いやもう昨年までのような量産を「あれは夢だったんだよ」と現状の生産台数で考えるしかないのかもしれない。
そうなると田原工場はこれからも余剰人員を抱えての稼動になるのだろうから、トヨタのドル箱からトヨタのお荷物になる可能性だってあるのだから縮小されるか、小型車ラインに変わるのかなあ、なんて思っているけれど…。堤工場が超多忙だと言っても、ラインに入れる人員は限られているので、それに工場の効率性なんて問題もあるので、10人で良いところに15人は配置しない。20人配置して利益があるとしてもだ。パレートの法則、2:8の法則になったとしても、その2を売るために8を捨てるわけにはいかない、だからオールプリウスにはならない。
そんなこんなでプリウスが売れることとトヨタでの期間従業員採用再開とは別問題なのだ。他の工場が正常に戻らない限り、昨年までのような募集はない。
三菱自動車が期間従業員の採用を再開する方針を明らかにした。それも8月かららしい。三菱の場合は減産に合わせて一気に人員削減をしたということもあるのだろうけれど、トヨタほど工場間の生産格差がなくて、ほぼ同時期にエコ景気対策による小型車需要の波に乗れたと言うことなのだろうと思う。全ての工場が正常に戻りつつあるということなのだ。
小回りが利くところは増産にも減産にも反応が早いということもあるだろう。1兆円のコスト低減を目指しているトヨタ自動車はこれからも雇用渋りがあるだろうし、まして工場間格差があり余剰人員を抱えているのだから、採用再開はまだ先のように思うし、判断基準は田原工場の完全2直化かなあ、なんて考えているのだけれど。
三菱自、期間従業員の採用再開へ 年内に500人程度 -asahi.com(朝日新聞社)
パナソニックEVエナジーの募集と同じように、通勤可能な人に限定されるかもしれない。コメント欄にも書いたのだけれど、今後は期間従業員採用に関して各企業の条件が厳しくなると思う。「寮を出たら住むところがない」とか「保証人がいない」なんて言う人が多かったからね。保証人2名、住所確認できる住民票添付、なんて当たり前のことを要求するだけの話なんだけれど。
#今までがユルユルだったってことなんだけれど…。
#ま、それが雇用力だったのだけれど…。
お盆前から募集して、お盆明けから勤務ってことかなあ…。
#hiroさん、ありがとうございました。
高岡のおっちゃんさん、こんにちは。
高岡、懐かしいですね。
ボクがお世話になった人に、その当時共産党の人がいて「困ったことがあったら党事務所に行くんだよ」とアドバイスしてくれた人がいたのを思い出しました。
そうですね、会費はキチンと徴収いて、何をしたかというとね。新手の商法みたいなもんですよね。
組合商法。入らないと不幸になりますよ。なんて宗教がかっていますよね。
組合員になるって事は、雇用の安定って事じゃなかったの?。
最初の説明はそうだった、組合に入らないという選択肢は与えられなかったし。
今のタイミングで雇い止めですよ。
ここで愚痴ってごめんなさい。