知能犯係がダメな理由
知能犯係とは「贈収賄、選挙違反、特殊詐欺をはじめとする詐欺、横領、背任などの「知能犯捜査」を担当」している。
余罪50件
タクシー運転手から現金をだまし取った男が逮捕された。
去年の8月に2万円をだまし取るなどしたうえ、逃走した疑いで逮捕されたそうだ。
2万円というと少額だと考える人も多いのではないのだろうか。きっと警察も「それぐらい」と考えたに違いない。そして適当に被害届を受理し、それぐらいの捜査をした、あるいは、したふりをしたに違いない。だから逮捕できなかった。
この事件で気になったこと、いや、この事件の問題の本質は「余罪50件以上」ということだ。そうなるまで逮捕できなかった、ということだ。警察が「それぐらい」だったから、それぐらいの対応しかしなかった。そして犯人は増長する。「警察なんてチョロい」と思う。
犯罪を、犯人を放置しているから、犯行が巧妙化し凶悪化し被害が増大化する。
知能犯と警察の対応
知能犯係の知能がもう少し高ければ、この国の特殊詐欺は減るだろう。警察の犯罪への対応の質がもう少し高ければ、この国の犯罪は減るだろう。「それぐらいの」頭で、「それぐらい」なんて態度で、「それぐらい」の対応をして、「それぐらい」の捜査しかしないから、50件もの犯行を簡単にやられてしまう。そして大慌てする。
被害者がタクシー運転手だったから「それぐらい」の対応しかしなかった、なんて考えると、なおさら腹立たしくなる。
「現金持ってくるから両替して」
タクシー運転手から現金詐取か逮捕されたのは職業不詳の瀬川正己容疑者で去年8月、港区でタクシーに乗っていた際、運転手に対し「事務所に行き現金を持ってくるから両替してほしい」等と嘘を言い、2万円をだまし取るなどしたうえ、逃走した疑いがもたれています pic.twitter.com/uDbTT7it8A
— タクシーニュース (@Taxi_News_) March 1, 2018