点呼 – タクシー業界のバカな人たち

タクシーが安全な移動手段である理由のひとつに、運行前点呼がある。(もちろん一番の理由は運転手の意識の高さなんだろうけれど)、そのことに気づいていない人が多いような気がする。

運行管理者と点呼は安全の要

点呼は安全運行の要

自家用有償、ライドシェアも最重要課題は安全性の担保なんだろ。つまり、アルコールチェックを含めた運転手の健康状態の管理、車両の点検状態の厳格化こそが安全運行の第一歩なのだ。そして、それなくして安全はない。と言っても過言ではない。

自家用有償輸送の運行管理をタクシー会社が代行している交通空白地域もある。要するに、交通インフラの不足、移動権の希薄、が出発点なのだ。そうであるならば、自治体、町役場やその支所が運行管理をすれば良いのだ。というよりもそれをする責任がある、と思う。

ライドシェアにも点呼を

安全性の担保ならば、ライドシェアの運転手に対して、国交省が主導して運行管理体制を構築すべきではないのかと考える。ライドシェアの登録者が、運行したいと思う日の運行前に国交省認可の管理ポイント(役場や支所、公民館や市民センター)で、アルコールチェックや健康管理、車両点検などの、いわゆる運行前点呼をすればいいだけのこと。

そういった公共交通に対する部署も各自治体にはあるんだから(例えば豊川市なんてのは人権課が担当しているそうなんだが、まあ、移動権なんてことを考えると移動できないということは人権に関与することだという明確な認識を持っているのだろう)、そこがライドシェアの運行管理をすれば、血税をジャブジャブ使ってのデマンドタクシーやコミュニティバスなんてものを縮小して、自家用有償運送やライドシェアで賄えるはずだと考える。

どこでもタクシー(2)自家用有償運送に賛成な理由 – 道中の点検でも書いたように、そうすれば大手スーパーも気合をいれて、買物タクシーや買物バスなんてものを運行できるんではないかと思うんだが。

安全はタダではない

安全性の担保がボクたちタクシー業界のアドバンテージであるのならば、言わずもがなだが、運行管理体制や運転手の安全意識の高揚にコストをかけるべきで、例のライドシェア対策11項目をおまじないのように唱えたり、それだけでは不足のようでさらに項目を追加して自縄自縛になったりすることもないはずなんだけれど、と思ったり考えたりして、大下容子ワイド!スクランブルを見ていたりするんだが・・・。

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こういった働き方のほうが良いようにも思ったり・・・。

自動車運送事業の運行管理者になるには

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