メキシコで「ポケモン　ハンター」なんてタクシーサービスが始まったそうだ。

日本で「ポケモンGO」が配信されてゲームができるようになったら、そしてそんなサービスをタクシー業界が始めたとしたら、夏休みということもあって子供たちの需要はきっとあるだろうけれど、それは道徳的にけっして良いことではないはずだ。またアメリカでは「ポケモンウォーカー」なんて代行サービスがあるらしいのだけれど、これについても学生の利用については制限することも必要だと思う。

ポケモンハンターなんてことではなくて、例えばタクシーの中にレアなポケモンがいる、なんてことになったら、幽霊タクシーみたいに、いやそれ以上に人気になるだろうけれど、なんていうか、なんでもかんでも経済効果なんてものと結び付けて、儲かるからという理由で飛びつくのはいかがなもんなのかと考えている。

ポケモンがいる場所（出現場所）を規制するという考慮も開発側には必要なことなのだろう。

きっと「どこどこに出る」なんて、ポケモンスポットみたいなものがネットで流布され、その場所に意図的に誘導されるということもあるのだろう。前述の「タクシーに中に」のように。タクシーの中だと安心だけれど、夜中の人気のない公園なんてところに子供がひとりで行く、なんてことを想像すると怖い。

「実はね、ボクの運転するタクシーの中には、いつも何匹かのポケモンがいて、それもとても珍しいヤツらなんだけれど、乗車して3000円を超したあたりで助手席に現れるんだよ・・・。」
なんてことは決してない。

でも、復興ポケモンなんてのがいて、例えば熊本にいけばかなりの確率で現れる、なんてのは良いかもしれないね。「ふっこう割で復興ポケモン、電車でGO」なんてね。

夏休みで、そうして子供たちが夢中になって・・・嫌な感じはする。

アベノミクス政府は「注意喚起」という公認を出してしまったのだけれど、ボクが親だったらゲームのためにスマホなんてものを持たせはしないだろうが。

ポケモンGO､タクシー運転手が新サービス | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

【衝撃】LINEタクシーが便利なうえにカワイイ件 / 目撃した多くの歩行者が「どうすれば乗れるんだ」と悶絶！ ｜ ガジェット通信

LINEタクシーのほうが、どっちかというと乗りたいかもね。

ちなみに熊本では「わさもん」という言葉があって（「もん」はくまもん、の「もん」で「者」とか「人」なんて意味）、たぶん「わさ」（早生、早い）＋「もん」（人）という合成なんだろうけれど、これは蔑視的に使われる。

「ふん、こんわさもんが」という感じで、流行に早い、新しいものにすぐに飛びつく、そんな男は、ちょっと軽い男みたいに扱われるのかな。質実剛健、硬派、これが、まあ、男の美学でもある、ってことだ。ポケモンGO、よりも、くまもんGO、ってことだ。