選挙で眠れない

愛知県知事選挙の投開票日が近づいていて、愛知県内はうるさい、いえ、県政についての議論が盛んに行なわれているのでしょうね。
【新聞ウォッチ】愛知県知事選、票の行方を占うトヨタ労使 | Response.

記事によると、グループ各社は安倍首相の依頼で無所属現職の神田真秋氏(自民、公明推薦)の応援を打ち出したが、トヨタの労組は無所属新人で前犬山市長の石田芳弘氏(民主、社民、国民推薦)を応援しているという。

選挙ぐらい、自由にさせてやれよ、と思うのですが、やはり利害関係があるのでしょうね。トヨタやキャノンという大企業は、あまりにも政治に関与し過ぎていますよね。経済連なんてのは、なにがなんでも企業が生き残れば良いというような考えで、そのためには労働者も、そして国家さへも見捨ててしまうのではないかと思っていますし、企業よりの法律ばかりが作られていくこの国の政治を見ていると、企業と政治がグルになって、労働者を搾取しているとしか感じられないという人が多いのではないでしょうか。

CLEARANCE ついでに政治も一掃してくれ
個人レベルでの献金や選挙票なんてものよりも、やはり団体によるもののほうが、はるかに大きいですから、政治も企業を向きがちになるのでしょうが、もうここは、そのあたりのことを理解して…。
これ以上は書きませんが、底を打っているようなボクたちの現状を変えるためには、反体制側に一票を入れるほうが、どうも良いと思うのですが。

トヨタはこれまで国政選挙では、自民党支持を打ち出してきたが、地方選では中立の立場を保ってきた。ところが、新年明けに安倍首相が伊勢神宮参拝に向かう途中、乗り換えたJR名古屋駅で、腰痛を堪えて出迎えたトヨタ自動車の張富士夫会長らに神田知事への支援を要請。それ以降、神田知事応援を鮮明にしたという。

ま、「腰痛を堪えて」まで出迎えたということは(そこまでして出迎える価値があるような)(何か美味しい手土産を)安倍首相がを持参して「要請した」のだと思うのが普通でしょうね。それは、もちろん企業よりの手土産で、労働者の口には入らないものなのだと考えるのが、正しい見方、だと思います。
先週が田原市議会議員選挙で、今週が県知事選、二直の人たちはとてもうるさかった、いえ、政治について寝る時間も惜しんで考えさせらたのだろうと、思っています。特に市街地にある、吉胡寮の人たちにとっては「政治とは」と思い悩み、悶々とした日々を過しているのだろうと思っています。
ほとんどの期間従業員の人たちは、投票できない選挙なので、ま、寮の前では静かにするぐらいの戦法を取らないと、候補者の認識を疑われるってもんだと、思っているんです。候補者たちは「俺たちが相手にしているのは、トヨタと組合なんだよ」なんて、いつも素通りしているのかもしれませんが…。
あの日、名古屋駅では安倍首相が張会長に「政治にもトヨタシステムを導入したいと思っていますので、その節はよろしく」なんて囁いたとか…。
そして例の「産む機械」発言ってのは、もうある党の中では「少子化対策におけるTPSの導入~出産ライン化による問題解決法~」なんて議論があるとごく一部で囁かれている証拠なのかもしれませんね。
ん?なにを妄言をだって?

2件のコメント

  • かきざまさん、こんばんは。
    階級社会ですか。そうですよね。格差だと、なんとかなりそうな感じもしますが、階級だと、もうどうにもならないような。
    そうですね。あの選挙では、そのことに気がつかなかった、というか、うまく騙されたのかもしれないですね。民営化なんて言葉に。
    なるほど、民=財 と勘違いしたのでしょうね。この国でクーデターを起こすのは、自衛隊ではなく財界だと、今確信しました。

  •  管理人さん、こんにちは。
     本当に経団連はねえ…。誰かが言ってましたが、小泉内閣が格差社会を形成し、その政策を引き継いだ安倍内閣において階級社会が成立する…。
     もう冗談でもなんでもなく、日々実感を伴ってきていますが…。
     
     ただ、それを選んできたのも国民自身である、とも思います。かの郵政民営化などはその典型で、「官から民へ」とは実際は、「官・民から財界へ」の構図でしょう。
     本来、官・民・経済界が三つ巴のバランスを取っているはずなのに、民=財界 と勘違いした大衆が、小泉内閣の「民間へ、民間へ」の掛け声に煽られ、格差社会を推し進めてしまった…。
     社会の安定装置としてあった郵貯・簡保をアメリカからの強い要望で、外資にくれてやった…のが真相だと思います。 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です